吉田沙保里の重圧 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は5時ちょっち前に起きて、牛乳飲みながらラジオでリオ五輪出場の日本人選手を応援。
朝食はカナダ産豚肉、北海道産南瓜、青森産人参をタジン鍋で蒸して食うた。デザートは山形産桃。
植物に水遣りした。

風呂に小一時間浸って、従来の政権同様に日米地位協定の改定が出来ぬ安倍晋三政権のだらしなさ思うとった。従来の政権に増して対米従属しとるようにしか思えぬ情けなさ。やはり安倍晋三政権は保守とはちゃう。
ラジオ「セッション2016」で鈴木良雄(ベース)、中村恵介(トランペット)、山田拓児(アルト・サックス/ソプラノ・サックス)、ハクエイ・キム(ピアノ)、大村亘(ドラムス)の演奏聴いた。
テレビニュース見たい事もあり、昼食は西浅草「鍋茶屋」へ行き、いつも頼む1000円のランチうな丼をお願いした。五輪期間中は家にテレビあるとええなあ。
満足して店を出、スーパーに寄り食料調達して帰宅。
夏バテなのに睡眠不足ゆえ昼寝したが、起きたら夕刻になっとったわ。


昨日はMちゃんと神宮で燕軍を応援した後酒飲む予定してたんやけど、早々に試合流れて順延となったんで、またラジオでリオ五輪出場の日本人選手を応援しとったんやが、2時過ぎ迄バドミントン女子ダブルス決勝で高橋&松友が金メダル獲得したところで寝た。
目が覚めて驚いた。まさか女子レスリング53キロ級の吉田沙保里が痛々しいコメントしとるとは思わんかったがな。伊調馨に続き史上初の五輪四連覇の偉業達成と思うとったんやけどなあ。
霊長類最強女子と云われとった吉田沙保里ではあったが、ネット立ち上げユーチューブで見てみると、国民の四連覇の期待のみならず日本選手団のキャプテンに指名され圧し掛かる重圧受けとる様子は試合前の表情にも見てとれた。
男子100メートル、200メートルで史上初の五輪三連覇したウサイン・ボルトの試合前の表情とは明らかに違うとった。
クーベルタン男爵の理念は立派やが、五輪は政治と切り離せぬもんや。ここでのスポーツは各国の融和を図る為にでは無く、政治の手段となる事を忘れてはならぬ。アドルフ・ヒットラーを思い浮かべずとも、五輪は自国民に、他国民にもアッピールする極めてええ場なんや。例えば、ロシアが選手にドーピングさせて参加を強い勝利もぎ取ろうとしよるのもその為や。
銀メダルちゅう成果にもかかわらず試合終えた吉田沙保里が痛々しく見えたのは、彼女が勝利のみに執着しとったからだけでは無い。ワテ等日本国民がそれ以上に金メダルに拘ったからに他ならぬ。ワテ等はその自覚持たなならん。
富の集中が激化し格差は拡大して先行きに暗さしか見えぬ人々が社会が不安定化してくるとドナルド・トランプの如きが持て囃される。今に始まった事やあらしまへん。
政治屋にワテ等が気付かぬように愛国の連帯感を醸成せられる時こそ、危うい時や。自ら求めたようにそれに捕り込まれる事に注意せなならん。
大きく重い荷物を背負わせてしまった吉田沙保里にはねぎらいの言葉を一言掛け、暫くはゆっくり休んでもらおう。