『コードネーム U.N.C.L.E.』☆☆
今朝は８時ちょっち前に起きたが、昨夜糖分摂り過ぎた様子が体に感じられたんで、筋トレ小一時間した。日本酒の飲み過ぎは後に辛い・・・
朝食は信州蕎麦を茹でて、納豆入れ七味たっぶり振って食うた。デザートは福岡産富有柿。
インフォン役ロー・カーインに感心しながら「画皮 千年の恋」をギャオで見とったら、正午を過ぎてしまい、昼食に出遅れてしもたと自転車に乗り蔵前「ビストロ モンペリエ」へ向かったんやけど、満席で断られ、西浅草「先斗」へ走らせ、いつも頼む鯖塩焼き定食で８００円也。
郵便局に寄って切手買うてから帰宅。
バラを鉢から猫の額のような庭に移し植えてから、サラとクリフォードのアルバム「サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」をレコードで繰り返し聴いた。
夕食はブラジル産鶏肉、北海道産玉ねぎ、岩手産椎茸をタジン鍋で蒸して食うた。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。
ズクナシをユーチューブで聴いた。ズクナシ、後ろから読めば支那屑やね。それから、EGO-WRAPPIN'も聴いた。
牛乳飲んでから風呂に一時間浸かって、多額の税金使う沖縄米軍普天間基地の名護市辺野古移設を考えとった。必ずしも海兵隊が我が国守ってくれる訳でもないのにどうして我が国内に基地置くのに拘る政治屋が多いんやろ？沖縄の自衛隊にこそ税金使うべきや。安倍晋三政権は沖縄に居る我が国民よりも米国軍が大事ちゅう倒錯した思いあんねんな。
テレビシリーズ「００１１ナポレオン・ソロ」を好きで小中学生の頃よう見とった。矢島正明がナポレオン・ソロの、野沢那智がイリヤ・クリヤキンの吹き替えやっとって、楽しませてもろた。
今週火曜日にそれをガイ・リッチー監督が映画化したの観に行って来た。
ケネディが米国大統領やった東西冷戦時代の話ですわ。米国とソ連ちゅう宿敵国同士のスパイが、核テロを防ぐ任務を上層部のご意向で与えられ、手を組まされますねん。
テレビシリーズのロバート・ヴォーンのナポレオン・ソロからヘンリー・カヴィルに。このソロは、陸軍軍曹経て窃盗犯しとったが捕まり、ＣＩＡにその犯罪技術を見込まれスカウトされたが、後５年残る執行猶予中の身。でも娑婆に居ればこっちのものと見栄っ張りな装いでお気楽放題のプレイボーイ振り。
テレビシリーズと趣き大きく違うとるのが００２イリヤ・クリヤキンや。テレビシリーズのデヴィッド・マッカラムが演じたのとタートルネック着とるのはその儘やけれどクールさが無いねん。アーミー・ハマーが演じとるこっちのイリヤは、ＫＧＢに史上最年少で入ったエリートやがキレ易い堅物となっとるんや。また、本人は犯罪者やないんやが、政府高官やった親父が犯罪者なんですわ。
そして、対照的な男前のふたりではあるが、共に女に色気に弱いのが欠点ちゅう設定。
敵の敵は味方やけど、伊達男ふたりが反発し合いながら洒脱な遣り取りしてええ。
そのふたりに絡むのは、元ナチスのドイツ人核科学者の気が強いお転婆娘ギャビーで、アリシア・ヴィカンデルが演じとる。
ドイツ人核科学者と彼の研究データを奪回するべく三人は奮闘するちゅう展開ですわ。
監督ガイ・リッチーやから、話はテンポよく進みます。
{ＣＩＡとＫＧＢのスパイが組んだんやったか？アンクルちゅう国際組織のふたりやなかったんか？}と観とったんやけど、あの時代のスパイ器機はソ連の方が進んどったちゅうのが興味ひいたわ。
この作品、スタイリッシュでリズムを感じたでえ。
ファッション、音楽に６０年代の味わいプンプン出とるしな。
ファッションでは、エリザベス・デビッキ扮する組織を取り仕切る美悪女ヴィクトリア・ヴィンチグエラが着る大胆で気品ある衣装がめちゃめちゃええねん。
音楽でごっつええのは、「ガラスの部屋」が流れ出した時や。笑うたでえ。場面は、イリヤが敵の追撃かわそうと必死にモーターボート操作しとるのちゅうのに、ソロはトラックで悠々と酒飲みながらそれ眺めとるところや。この後でヒロシが登場するかと思うたわ。
評価を、☆☆＋か☆☆かで迷うたが、その理由はイリヤのキャラを諜報員にあるまじき情緒不安定にした事にある。やはりソロの相棒は、エディプスコンプレックスを抱えている堅物よりもテレビシリーズの如くクールなタイプにせなと思うたんや。
しかし、原題が「The Man from U.N.C.L.E.」なのに、バディ誕生の物語とは思わなかったがな。ヒュー・グラント共々続編が前提の作品なんやね。ナチスの残党は次回作から活躍するんやろか？