今朝は7時半に起きた。
伸びた手足の爪切った。
Mちゃんへ葉書認めた。
朝食に北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干で二膳。デザートは佐賀産早生みかん2個。
買って初めて履いたちゅうのに靴下の指先が破れてしもたんでお裁縫した。一昨日、往復で8時間程歩いたからなあ。
アイリーン・クラールのレコードアルバム「ジェントル・レイン」を繰り返し聴いた。
時折強い風吹いとるんで、昼食は外出せず北海道で獲れた秋刀魚、茨城産ピーマン、岩手産椎茸を焼き、ご飯二膳食うた。デザートは佐賀産早生みかん3個。
りんごジュースを飲みながらサラ・ボーン&ザ・カウント・ベイシー・オーケストラのアルバム「センド・イン・ザ・クラウンズ」をレコードで聴いた。
家の周囲の雑草を引き抜いた。
筋トレ小一時間した。
風呂に小一時間浸り、安倍政府がTPPの合意内容の全容を明らかにしたが、農家の方々がTPPに関する国会決議思い出してこれからどない行動をするやろかと考えとった。
今朝起きたらくしゃみ3連発。先程もまたくしゃみ3連発。風邪ぶり返したんやろか?M君と映画観る水曜日迄に治さなならんでえ。
風邪云えば、先週の金曜日DODとOKに卯月以来会うて一緒に居酒屋で飲んだんやが、丈夫なDODが先月末からひいて、治ったと思うたらぶり返し、治ったと思うたらまたぶり返しとるちゅう事を嘆いとった。
そして、彼女の嘆きは他にもあったんや。
いつもより酒飲まぬDODに云うた。「風邪完治せぬの、不摂生しとるからなんやないの?」
「違う。ましゃロスなの」鼻声で答えた。
「なんやねん、それ?」
OKが説明した。「ましゃ、知らない?福山雅治の愛称。彼が結婚したでしょ。DODはその落胆から風邪ひいてしまって、気力がないから完全に治らない儘でいるの」
OKが「慰めてあげて」云うさかい、ワテ頷いて云うたった。「ま、しゃあない」
でも、DODは駄洒落にも気が付かぬ有様であった。
そやさかいな、「DODの気持ちよう分かる。ワテかて吹石一恵ロスで落ち込んでいるんや。応援しとった時代の近鉄バッファローズに居った内野手吹石の娘やさかい親近感もあり、彼女をごっつ好きなんですわ。やるせないわ」と、同じ心境である事伝え慰めたんや。
けれどもDOD、「慰めになってない」と云い、「立ち直れない」云いますねん。
「福山雅治だけが男やないやろ。他にも魅力溢れる日本男児居るがな」
「無理」乾いた声やった。
「子供っぽいでえ、ええ大人が情けない」
「ほっといてよ」口尖らせて云うた。
「心ささくれとるなあ。そない福山雅治に惚れとっんか」
OKが代弁した。「思いもよらない事だったから、酷い喪失感の只中なの」
「半端無い喪失感か・・・しかし、吹石一恵も33歳になっとったんやなあ」
「そんな事どうでもいい」投げ遣りな調子で云い捨てたDODやった。
そないにワテのロスの方はあっさり切り捨てられてしもたんや。
それで、久し振りに会うたのにもかかわらず終始沈み込んどったDOD、仕事で遅くなったEI君が間もなく来るちゅうのに、二軒目には珍しく行かずに一軒目の支払い精算後帰ったんや。
EI君にその話したら、「よっぽどメゲてるんだ」と心配しとった。
「吹石一恵ロスのワテも心配してくれる」
そう云うたんやけども、EI君は一言で片付けた。「S吉のは仕事し出せば解消する」
OKも云うねん。「そうだね、S吉、そろそろ働いたら」
兎も角、風邪は万病の元やさかい、早めに治さなならんので、冷蔵庫から日本酒出して、横綱との小結の相撲の如き日本シリーズやっとるラジオ聞きつつ、夕食にタジン鍋で蒸した岩手産鶏肉、北海道産南瓜と玉ねぎ、長野産ぶなしめじをご飯と食いながら飲む事にした。
寒河江、何て読むか分かるやろか?さがえと読みますんや。
今夜飲む酒を造っとる千代寿虎屋酒造のある山形の寒河江市、ワテ二度行った事ありまんねん。さくらんぼと食用菊もってのほかの生産で名高い所や。
朝日連峰に降り積った雪の解けた水が寒河江川に集まりますんや。そやから、この地方の仕込み水は旨いはずですわ。
千代寿虎屋酒造の「千代寿 豊国 純米生原酒」を開け鼻近づけると、瑞々しい吟醸香がする。
口に含むと米の旨みが綺麗なんや。ラベルに書かれとるの読むと、豊国ちゅう米は戦前に植えられた酒米で、戦後一旦絶滅したのを十数年の年月かけようやく復活させたんやて。
最初はかなり甘いなと思うとると辛み感じられ、穏やかな酸味が続く。そして、後味がええ。
飲み終えて暫くすると、淡麗な甘さの酒やったと思うねん。
原材料: 米・米麹 豊国(契約栽培)100%使用
アルコール度:数: 17度
精米歩合: 60%
日本酒度: +3
酸度: 1.5
甘辛度:やや辛口
アミノ酸度: 1.2