『マイ・インターン』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

『マイ・インターン』☆☆

今朝は7時ちょっち過ぎに起き、植物に水遣りした。

風呂に小一時間浸り考えとった。長引くデフレの我が国ではあるが、最低賃金は上げるべきや。上げられぬ企業は退場するか一人でやるかの選択せな。

朝食に北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、海苔で二膳。デザートは熊本産早生みかん2個。
夏と云うたら、「桃と白ワイン」と答え、夏の甘い思い出はの質問には、「あるけど云いたくない」と答えた植田典子をユーチューブで聴いた。

筋トレ小一時間してたらブッチョAから電話が来た。それからパソコンへのメール来るのを待っとったが届かず、こちらからもう出掛ける旨のメールを彼にし外に出て歩き出した。
昼食は本郷「アバ」へ入り、豚ロースのローストを注文。パンとサラダが付いて、1150円也。
満足して店を出て、向かったんは今年で21回目になるちゅう「阿佐ヶ谷ジャズストリート」。久々に行ったが、徒歩やと阿佐ヶ谷迄は遠いなあ。新宿からはJR線路沿い歩いたんやが、一時間四十分もかかってしもたがな。
聴いたのは、高橋知己カルテット+中牟礼貞則と竹内郁人クインテットをそれぞれ1セット。
帰りは経路を変えて早稲田通りを飯田橋迄歩き続け、そこからはいつもの道順。スーパーに行き今夜と明朝の食糧調達し帰宅した。

夕食はスーパーで半額になっとったビーフカレー。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。
それにしても一日ほぼ8時間歩くと脚棒になりまんな。これ記し終えたらすぐ寝入りそうや。


昨日、ナンシー・マイヤーズの新作を観て来た。
ワテ、彼女の撮った 「ファミリー・ゲーム  双子の天使」がかなり好きだったりする。
幸せをつかむにはちゅうこの作品では、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイを共演させとるんで、そのキャスティングの妙が出とるかどうかが見所やが、充分に出とったわ。
観とって、米国では年配者のインターンもあるんやなあと感心したんやけど、それが我が国のそれと同じ身分なんかはっきり分からなんかったわ。
名優ロバート・デ・ニーロが演じとるのは、電話帳の会社に40年勤めリタイアしたが、妻と死別し独り暮らしで70歳のベンなんやが、そのシニア・インターンに申し込んだんですわ。
アナログな爺さんがインターンで勤務するのが、ITを駆使する会社。
アン・ハサウェイが演じとるのは、ファッションサイト会社を立ち上げて一年半後には中規模の企業に成長させたジュールズ。彼女は結婚しとって子供も居るんで、家庭と仕事を両立させるべく背負い込んで頑張っとる。
彼女の夫はちゅうと、仕事能力高い妻の為に仕事を止めて主夫になり家事と子育てをしとるんや。
それでも、投資家達に企業規模拡大に伴い外部からCEOを招くべきと提案されてまう仕事好きのジュールズや。
それだけでも悩み大きいのに、愛する夫の不倫も発覚し、悩みは肥大すんねん。
その悩みを解消する道しるべこそが、アシスタントに付いたシニア・インターンのベンなんや。
ベンを最初は疎ましく思うとったジュールズやが、人生のキャリアを活かした彼の助言にいつの間にか心を開いとったんやけど、爺さんの知恵袋にして忠義に温かく支えられて、危機を乗り越えて行くんですわ。
世の中IT社会になったが、ITに匹敵するハンカチの効用を理解するベン。心温まるドラマやが、その為にはベンの如き知恵、前向きな姿勢、ユーモアがある者が必要ちゅう事なんや。
ところで、さよなら、ちゅう言葉が出て来るんやけど、米国での挨拶に使う人も居るんかしら?