『七つの子』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は5時に烏共の鳴き声で起こされたが、何とか二度寝して7時半に起きた。

風呂に小一時間浸り、後藤田正晴の如き有能な官房長官が居らんもんかと考えとった。首相が判断間違うたと考えた時、きっちり諫言出来る官房長官が。今のは、甘言しよるが諫言はせん。

朝食は秋田産あきたこまちでご飯炊き、富山で獲れた真鯵焼き、千葉産大根下ろしで二膳。デザートは熊本産ミニトマト3個。
ローラ・フィジィのハスキーな声でしっとりとした深みのある歌唱をユーチューブで聴いた。

牛乳飲んでから筋トレ30分した。
ラジオ「セッション2015」で上野香織(ピアノ)、井島正雄(ベース)、YAS岡山(ドラムス)の九州で活躍するちゅうトリオを初めて聴いた。上野香織は、声は幼そうやが33歳やて。その後、上野香織をユーチューブで日田市にある「PiP's 」ちゅう店でのライブ聴いた。
昼食は西浅草「先斗」へ行き、いつも頼む鯖塩焼き定食で800円也。親仁、食事終えた客の姐さんに「とても美味しかったです」と云われ、一瞬照れとったわ。
帰宅後、いつの間にか伸びた雑草を抜いとったら、どうした訳か雀共が集まって騒いどって、居なくなったと思うたら、烏共が集まって来よった。


ガルルと鳴くと、ガルゥとか鳴き応えながら烏共が電信柱の上で長い間会話しとる。聞き慣れたカア、カアではないのはどうしてやろか?
野口雨情の詞に『七つの子』がある。作曲は本居長世や。

烏 なぜ啼くの
烏は山に
可愛七つの
子があるからよ

 

可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ

山の古巣に
行つて見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ。

雨情らしい何とも云えぬ切なさが漂うなあ。
七つの子とは、七羽の子ちゅうのか、それとも七歳の子ちゅうのか、どっちやろ?
ワテは七羽の子と思うが、かしましいやろなあ。
実際、烏の子供ちゅうのもまた、欲求にのみ忠実に生きとるから、愛らしさはさほどでもない。烏に限った事やあらしまへんけど。
烏ちゅうと神さんの使いと信じとる人々も居る。
けど、烏は生命力強くどこにでも居る。そない思う。思いまへん?
烏は、有り難迷惑にも夜が明けると目覚まし時計の役割を果たしてくれはる。ゴミ収集日にはな。お蔭でゴミ収集日の夕刻にはもう眠い。
よう云われるが、烏は賢い。ある時、2羽の烏がゴミを覆うネットをくちばしで器用にめくっとったの見た時には仰天したがな。あれなら、スカートめくりさえしかねまへんでえ。
烏は危険でもある。電信柱に登って作業しとる兄ちゃんが烏に突かれとったのも目撃した事あるもんな。兄ちゃん、ヘルメットを被っとったから頭怪我せんかったが、被っとらんかったら血流れとったでえ。
そして、烏は、ワテも北海道十勝で一度賞味したが、食うてみるとこれがなかなかイケますんや。そやさかい、北朝鮮金王国やったら全て食い尽くされとるわな。
そうそう、上野公園の烏共は、妙齢の金髪女性が来ると集まりよって餌ねだりますんや。いつぞや綺麗な金髪した女性がそこの烏共を餌付けしとった事があるからに違いない。上野公園に居る烏共とお近づきになりたかったら、金髪にして妙齢の女性装うこっちゃ。