鶯谷駅南口 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

小川彩佳の夢見た嬉しい今朝は7時に起き、朝食には昨日スーパーで買うとった半額の大麦豚のひれかつ弁当。デザートは愛媛産みかん4個。
H世っちとITちゃんのペア、ブッチョA、M夫ちゃんに葉書を認めた。

ラジオ「セッション2015」でラーシュ・ヤンソン(ピアノ)、トーマス・フォネスベック(ベース)、ポール・スヴァンベリー(ドラムス)の演奏聴いた。
自転車で出掛け、郵便局で支払い等済ませて、昼食は花川戸「リペア」でトマトソースのパスタを注文。サラダとバゲットが付き850円也。
亀戸迄自転車走らせ、街中の様子をつらつら観察して帰って来たんやが、尻が痛くなった。尻薄いんか、どうも自転車とは相性ようない。
筋トレ30分してたら蛍光灯がビラビラし出したんで、徒歩で替えを買いに上野に出掛けたんやが、帰途立ち飲み処に寄り・・・


鶯谷ちゅうのは面白い街や。
山手線、京浜東北線が走る駅のホームから線路に沿って建っとるラブホテルが見えるので、一大ラブホ街のように思う人が多く居る。けれども、いつぞや新聞社の東京支社勤務の面々と足を踏み入れ探り調べた事あったが、新宿歌舞伎町&百人町1丁目や池袋2丁目近辺、渋谷円山町に比べるとこぢんまりしとる。それにのんびりしとる。
ホームから上がり「散策の町 鶯谷駅」と書かれとる看板掲げた鶯谷駅南口改札を出ると、タクシー乗り場のすぐ前には撮り鉄の屯する橋があり、そこは格好の撮影ポイントになっとる。
明治に造られた新坂を右手曲がり歩むと上野公園に行くんやが、寛永寺霊園、東京国立博物館、東京藝術大学、国際子ども図書館の最寄り駅でもあるんですわ。
その角には「公望荘」がある。「天下御免の手打ちそば」ちゅう看板掛かっとる店や。 なかなか旨い蕎麦食わせるでえ。よう寛永寺霊園墓参の行き帰りの人達が食うとる姿が見受けられる。
横断歩道を渡り陸橋左手に下りて坂下に行くと根岸1丁目や。手広くやっとる華学園があり、その隣には「東京キネマ倶楽部」がありまんのやけど、映画はやっとらんねん。EGO-WRAPPIN'のとかコンサートが主なようでっけど、たまに女子プロレスの興行とかもやっとるんや。ライブ楽しむ所やねん。
また、そのビルには昭和の香りプンプンする「ダンスホール新世紀」もあって、お婆ちゃんがお爺ちゃんと手つないで入る姿とかお婆ちゃんが中年男連れて通う姿が見られたりする。華麗なステップで舞うとんのやろ。加齢なステップとちゃうの、と云うたの誰や?
日が暮れると鶯谷は輝き増すエリアなんやけど、華学園などの反対側も根岸1丁目で、陸橋下すぐ左手の路地行くと貝好きで日本酒好きなら、EI君がお薦めの民家を改造した店「焼き貝うぐいす」がある。ただ、貝の中にも酒にも割高と思うもんもあるさかい値段よう見なならん。
言問通りに出て左折すると、Hちゃんがお薦めの「一休」を改装し源氏名も変えた「あじとよ屋」がある。覗くと大抵満席やが、前の店知るワテにとっては驚くべき変貌なんで気後れしてまだ未訪問ですわ。
希望時間に予約得るの容易ではない焼肉屋「鶯谷園」が改装して足立梅田町行きバス停留所「鶯谷駅前」の所にあり、並んで待っとるのがバスなのか焼肉なのか判別し難かったりすんねん。
言問通り反対側の根岸3丁目の路地裏の住宅街には、空間を楽しみ風情を楽しむ名店がありまんねん。「鍵屋」と云うて、女人のみでの入店はご禁制ちゅう今時あるんかいなちゅう居酒屋。そやさかい、意中の女人を誘うにもってこいな場所なんですわ。ちょっち割高やけど、デートの一軒目に最適でっせ。
早めの時間帯に「鍵屋」の暖簾をくぐり入ると、初めての方は思わず唸りますわ。ワテもそやった。カブトビールって?この店でその存在知りましたんや。一通り店内を見渡したら、腰落ち着けて赤星飲みながら鰻のくりから焼きと煮やっこ食うとると、昼間の忙しさ忘れなんやしみじみしまっせ。
そない一度は入ってみなならん店があるんが鶯谷ですわ。
そして、ワテが今宵入ってみたのは言問通り沿いにある「三河屋本店」や。ここも根岸3丁目。以前はコンビニ「コスモス」やったが、立ち飲みスペース併設のコンビニエンスストアになった。変わった当時から知ってはいたが、お初の訪問でんがな。窓際に作られたカウンターの立ち飲み場は満立ちで10名ちゅうところか。壁には虚人軍の色違いの応援ユニフォームに東京ドーム2005年の年間シーズンシート購入記念皿とか飾ってあったがな。
ワテが今夜注文した食い物は、アボカド生ハム250円、帆立のグラタン300円、大根ミートグラタン300円。酒は焼酎のコーヒー割り330円のみで仕舞いにしよと思うたんやが、地酒5銘柄の中に大仙市の「刈穂 吟醸酒 六舟」350円があったんでつい追加注文してしもたんや。これで計1530円也。
満足して店出たが、コンビニらしく明るく女性一人でも入り易い角打ち初心者向けの店とも云えまんな。
いやあ、夜の鶯谷は大人のワンダーランドですわ。