昨夜ＨＪちゃんとライブ聴きながら酒飲んだせいでトイレに呼ばれ目覚め一度スッキリさせてまた伏したが、今朝は８時半過ぎに起きた。
朝食に太っとい千葉産さつま芋２本。デザートは静岡産みかん４個。
ダイナ・ワシントンの歌をユーチューブで聴いた。
「NIKITA/ニキータ シーズン1 」をギャオで見とった。筋には粗さ目に付くんやけど、ニキータ役のマギー・Qはお美しい。
浅草へ散歩に出掛け、昼食は久し振りに浅草寺の東側に建つ二天門すぐ近くの「アルティスタ」で摂った。パスタランチを注文し、パスタは木の子とパンチェッタのクリームソースを選び、サラダ、パンにコーヒーが付いて１１００円也。
満足して出、浅草寺近辺ブラブラし帰宅。
マッコイ・タイナーのアルバム「アサンテ」をレコードで聴いた。
筋トレ３０分した。
風呂に小一時間浸り、昨日財務省発表した国の借金の残高が昨年末に１０３０兆円弱に迄達した事嘆いとった。歴史的な低金利で国債の利払い費抑えられとるんやが、前年末より１２兆円弱も増えとるんや。国民１人あたり約８１１万円もの借金を抱えとる計算になるんやて。ま、貯金好き国民やから仰山貯金もあるんやが。兎に角、無駄使いは止めなならん。首相安倍晋三は先般も中東行って金バラ撒いとったが・・・
近所のスーパーへ行き食料買うて来て、夕食は半額になっとった寿司盛り合わせ。デザートはグレープフルーツジュース入りヨーグルト。
大石学のピアノ演奏をユーチューブで聴いた。
ほな、一寸先は闇ちゅうドキュメンタリーをメモ書きから写しますわ。
鰤の照り焼き、南瓜の煮付け、ピーマンの炒めにご飯と大根の味噌汁つくり待っとってくれたＥみさんと夕食摂り、温かなもてなしに感謝した。
そして、宵越しの金は持たない江戸っ子タイプなＥみさんがプレゼントしてくれた「シュタインベルガー リースリング シュペトレーゼ」を開栓して二つのワイングラスに注いだ。
外は刺すような木枯らしが吹いとるが、入っとる炬燵は温かった。
「これ、いろいろ教えてくれる店員さんのお薦めだったんだょ。バッチリ美味しいって」
注ぎながら思うた。｛店員の口車に乗ってドイツの最高位占める銘柄買うて来て、一体幾らしたんやろ？｝
「知ってた、このワイン？」
「勿論や。国営醸造所の所有するワインやでえ」
「やっぱり知ってたかぁ、教えてあげようと思ったのに、吞兵衛だねぇ」
「吞兵衛やからって知識があるとは限らん。酔えさえすればええちゅう者も少なからず居る。酔うて一時浮世忘れようちゅう者が。それより頂くとしょう」と、乾杯したんや。
「美味しい～。上品な甘さだねぇ」
「ほんまやなあ。酸とのバランスがええ。改めて礼云うわ、おおきに有難う」
「甘さが響き渡るようにずうっと続くょ」
「まるでお前様の人生態度の如く甘いわなあ」と、笑いつつ云うた。
「ひど～い、侮辱してるぅ」
「軽い冗談や」
「重い嫌味だね」と云うて、彼女は頬膨らませた。
「Ｅみちゃん、大人の条件分かるか？」
「大人の条件？分かるさ。お酒飲んでも絡んだり喧嘩したり、それに路上に吐いたりしない」
「それもあるかもしらんが、大切なのは諧謔冗談を分かるかでんがな」
「ふう～ん、冗談分かるねぇ」と首捻り、グラス置き続けた。「Ｓ吉なんか冗談で生きてるようなもんでしょ」
「なんちゅう事云い出すんや。云うてええ事と悪い事がある。それこそズッシリ重い嫌味やでえ」と、ワテも頬膨らませた。
「冗談だね。本気で怒ったぁ？」とワテの目の中探るように覗き、「まだまだ修行が足りないねぇ」と続けた。
「修行が足りぬのはお前様の方や」
「そうかしら？Ｓ吉にはちょっちおこちゃまなとこあるしぃ。この前も騒ぎ出した子供を叱ってたでしょ。大人げないね」と、またグラス手にした。
「叱るべき時を理解して速やかに行動に移すのが大人や。叱らず見過ごす方が子供の為にならん。お前様も大人にならな。反省して、重い嫌味云わんようせえ」
「あ、子供扱いしてるぅ。自分が嫌味云った時は冗談にして、Ｅみが云った冗談には惨く当たる。くそ～、大人なの見せてやる。ワイン全部飲んでやるぅ」と云うや、壜持ち立ち上がり食器棚に行き、氷り入れ取り出すとそこに「シュタインベルガー リースリング シュペトレーゼ」をドボドボとなみなみ注いだんや。
「ちょっち待ちいな！」と叫んだものの、上品なえ甘さはＥみさんの咽喉奥へ落ちて行った。あっという間の出来事で止められなかった・・・
「一時の怒りに流されては後で辛い思いするで。そない無茶な飲み方したら体壊すがな」と、諭す口調で云うたら、「無茶だぁ、Ｓ吉は無恥、厚顔無恥だね」と上手く返されてしもた。
それからのＥみさんは暫くダンマリやった。
口は禍の元。うっかりが冷気を招いたようやった。
夕食時の和やかな雰囲気はすっかり消え去り、急速に乾いて潤い無くなって行った。
ワテは自嘲しながら、ボトルに残っとる液体を少しでも飲ませてもらうべく、平身低頭怒れる女王様のご機嫌取りに終始してん。