五輪返上 シンキロウ | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

昨夜、応燕会の新年会を神楽坂の居酒屋に五人集いやったんや。皆に痩せた事を心配されたが、体調がよくそこで芋焼酎グイグイ飲んだんわ。
帰宅後炬燵で眠ってしもて、炬燵の熱さに目覚めたら4時で暗く、トイレに行ってから蒲団に潜り込んだ。 再び目覚めたのが8時前で、直前迄Nっぺ、CHIちゃんとビストロで飯食うとる夢見とった。
ゴミ出しして、朝食に茨城県下妻産こしひかり米でご飯を炊き、レトルトカレールーとくめ納豆で納豆カレーをつくって牛乳飲みながら食い、デザートに熊本産みかん3個。
掃除洗濯して、筋トレ小一時間し、11時前に浅草へ散歩に出向いた。と云うのも、ちょっち気になる小体な店が西浅草にあり、そこで昼食と思うとったんや。けど、店前でがっかり。開いておらんかったんや。
どこにしょか迷ったが、{久しく「鍋茶屋」へ入れておらん}とフト思うて、駄目元で行ってみたらいつも満席で諦めるのに今日はガラガラで、{味が落ちたんやろか}と心配になったが、10分過ぎると続々客が入って来た。開店間際は空いとるんやなあ。今日も頼んだのはランチうな丼で、やはり旨い。吸い物と果物、漬物が付き1000円也に感謝。次回も開店間際狙いやな。
店を出て、今戸から橋場と歩き吉原迄ブラブラし、DODとOKご推薦のタイ料理屋「ソンポーン」の場所を確認し、スーパーで野菜を調達して帰宅したら夕闇に包まれる時刻やった。
夕食はブラジル産鶏肉、北海道産じゅが芋、岩手産椎茸をタジン鍋で蒸してご飯と食うた。デザートに熊本産みかん3個。
クリフォード・ブラウンをユーチューブで聴いた後、グレープフルーツジュース飲んで風呂に一時間半浸り、我が国の政治の有様をつらつら考えとった。


パソコン立ち上げたらヤフーニュースに、<森氏 原発ゼロなら五輪返上>と出ていたんや。
{森ちゅうのは2020年の東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の会長に決まった口の滑る元首相森喜朗の事やろなあ。でも、あの森喜朗もええ事云うやないか、過去の人と思われとった元首相細川が出馬の都知事選に勝って原発ゼロの流れが加速ついたら、森喜朗は東京での五輪を返上するつもりなんやなあ}、と思うてクリックしたんや。
ワテの早合点に過ぎんかった。
読売新聞ネットの記事は下記の通りや。
[2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の会長に就任する森元首相は、18日のテレビ東京の番組で、小泉元首相が訴えている「原発即時ゼロ」について、「6年先の五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から(原発)ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる。世界に対して迷惑をかける」と批判した。]
何の事はない、都知事選でタッグを組む殿様の如き細川と博徒の如き小泉へのいやがらせやった。
それにしても、五輪の為にはごっつい量の電気が必要になるんやなあ。それ分かっていたのに森等は懸命に誘致したんや。賢明やないなあ。
そうか、原発再稼動の方便の為に招致活動しとったんか。狡知やな。
それと、五輪を返上して何で世界に対して迷惑掛かるんやろ?まだ6年も時間あるさかい候補地名乗り上げた都市が代替出来るのになあ。
そう云えば、官房長官の菅も先日「東京都だけで決める政策課題ではない」そう脱原子力発電の事云うとったが、正にその通りで国民が決める事でんがな。
ところが、国家存亡の課題を等閑にしとるのが、我が国政府であり政権党の自民党やないか。 そこのところ、自覚が全く無い。
自民党員小泉純一郎が云う“原発無くしては日本は発展出来ないというグループ”の方々に、脱原子力発電を都知事選の争点から逸らそうとしたり、隠そうとしたりして、焦りが見えるでえ。
エネルギー問題は、国家の百年の体系決する重要なもんや。そやから、脱原子力発電を争点として、立法府でも巷間でも大いに議論せなあかん。
しかしながら、それを止めさせるべく奮闘しよる輩がはびこっとる日本である。その事に自覚的でなければならぬ。
何れにせよ、ワテ等は政治屋の勘違い誘う発言に気付けなならんのや。
そして、有権者たる権利を有する者は、絶えず繰り出される国民惑わせる発言に思い込みの儘受け止めぬよう注意して、政治に携わる者を常にチェックせなならん。