うやむや | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は“真実の人”名乗っとった頃の若いNっぺと寺巡りする夢見て7時に目覚め、役所の収集日なんでゴミ袋出した。

風呂に小一時間浸り、究極の自由究極の平等は相容れぬのを共産主義標榜する国が証明しとると考えとった。
朝食は茨城産コシヒカリのご飯を炊き、くめ納豆、紀州産梅干しで二膳。デザートはフィリピン産バナナ2本。
牛乳飲みながらカーメン・マクレエのアルバム「キャント・ハイド・ラブ」をCDで聴いてから、掃除洗濯した。
昼食は松が谷「カーサ カステリーニ」に行き、アマトリチャーナ ベーコンとペコリーノチーズのトマトソースのパスタランチ。野菜が値上がりしとるからやろ、サラダやなくスープになりバゲット、コーヒーが付き1080円也に。

満足して店出て、それから南千住図書館へ行って、「週刊プロレス」と「ゴング」熱心に読んどったら新聞読む時間が無くなってしもた。腹減って帰宅したんや。


遅刻とか時間にルーズなのは見逃がされる事はない、大目に見てはもらえぬのがワテ等の社会や。
そやけど、大方うやむやが許容されるのが我が日本国や。
例えば、都庁や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会にまつわる予算の話題がそれ教えとる。無駄ごっつ多いのにうやむやに決められ進められる。
また、己の防衛には弱い弁護士稲田朋美防衛大臣。先般、民進党の辻元清美に過去の発言との矛盾を指摘されて涙目になったが、過去の雑誌の対談で「長期的には、日本も核保有を国家戦略として検討すべきではないか」と発言しとったの指摘され、「この場で、この発言は撤回すると、はっきりおっしゃった方がいい。日本の国是とは違う」と詰め寄られたんや。
これに対し、稲田防衛大臣の答弁は「今、日本が核保有をすべきではないと思う」
辻元「今、すべきではない、というから問題になる」として、改めて撤回を求めた。
稲田の答弁「核兵器のない世界に向けて全力を尽くす所存だ」「非核三原則を堅持し、核のない世界へ全力を尽くす所存です」
稲田は発言撤回には応じなかったが、この態度ちゅうのは変節を嫌ったもんやない。うやむやにしとけば粗方の人はいつの間にか忘れてまうやろと思うとるからや。それ、これ迄の成功体験からに他ならぬ。
「我が国の周り見てみいや。中国もロシアも北朝鮮も核兵器持っとって、その幾つかは我が国に狙い定めとるんやで。中国もロシアも北朝鮮も度々国際協調せぬ行動しとるちゅうのに、核兵器保有を国家戦略として検討するのどこが可笑しいんや」と、稲田防衛大臣は思うとるはずなのになぜ堂々と云わんのやろ。
「核兵器の無い世界に向けて全力を尽くしますが、我が国だけの努力では如何ともし難く、それは核兵器保有国の国家戦略に係っております。遺憾ながら現実には否応なしに迫る脅威が存在しますので、無益な軍拡競争で我が国経済に疲弊招く愚は犯しませんが、一時的核保有の検討も我が国民守る為有意義と考えます。賢明な辻元議員が自由な言論封殺するとは考えられませんので、これから一緒に議論しませう」と云わんのやろ。
むしろ、日本人に云えんのに外国人との国益係わる外交交渉で主張云えるんかいな?と心配募るがな。
「米国はドナルド・トランプが大統領に選ばれぬ限り、日本に核兵器保有は絶対許さぬのやから、雑誌の対談であっても首相目指すもんがそない迂闊な事云うたのアホちゃいます」辻元清美もそない云うた方がすっきりした。
国内問題を自力で解決出来そうもないとなると、国の外に転嫁しよる輩が必ず出て来るのが現実や。戦争ちゅうのは理不尽に始まるもんなんやから、少なくとも周辺国の動向睨んだ外交や防衛戦略練らなならん。外交や防衛に携わる可能性ある政治家ならそれきっちり認識しとると思うんやが、中にはどうも認識薄いんやないのと怪しむ官僚や政治に携わるもんが見受けられる。それ、うやむやが通るちゅう思いあるもんに多いと云えんやろか?
うやむやにする事で済んでしまうちゅうの無くす努力せんと、税金の無駄遣いも外交や防衛の危うさも無くならん。
選挙における有権者の投票により政治に携わるもんは変えられる。役人を変えられるの、その代議士や。
清き一票、並びに時間にルーズさ認めない同様普段からうやむやを無くさなならんねん。