『The Lady Is A Tramp』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

9時に起きて、朝食に北海道産ゆめぴりか米のご飯を炊き、くめ納豆、海苔で二膳食べ、牛乳飲んだ。
極めて珍しいんやが、それから裁縫をしたんや。
慣れぬゆえ時間がえろう掛かったわ。
昼食はブラジル産鶏肉、北海道産人参と玉ねぎ、新潟産里芋をタジン鍋で蒸しご飯と食べ、デザートに山形産ラ・フランスですわ。
午後は散歩しよと思うたが、雨が降ってきよったんで、ユーチューブで格闘技を観とった。
夕食には土鍋で北海道産人参、群馬産キャベツ、青森産ごぼう、岩手産椎茸をぐつぐつ。
カシオペアのCD聴きながらこれ記しとるんやが、今朝な、初めてのガールフレンドちゅうか彼女ちゅうかミミさんの夢をほんま久しぶりに見てん。
昨夜は大学のゼミ仲間8名と年に一度の勉強会で会って、懇親宴の席でその頃の懐かしい話仰山したからやろうか。
勉強会の講師は製薬会社勤務のTK君で、そのお題は「社会保障と税の一体改革を考える」。
どじょう野田が消費税引き上げ法案と交換に自民、公明両党との社会保障と税の三党合意まとめたやっちゃ。
TK君はしっかりした社会保障給付抑制策が必要と主張。
高齢化の加速は待った無しやから、制度を大胆に見直さなならんのに、彼も云うとったが、民主党も自民党も公明党も一体改革なぞ遣る気無しで、まるで遣る遣る詐欺の如しやけどな。
懇親宴にはS大学の教授しとるSNさんが参加せずに帰ったが、8名で思い出話に花を咲かせたんや。
流石に皆の顔とも、その頃の面影残すちゅうところやけどな。
話しとると、次第に大学時代の記憶が蘇えってきょったわ。
昨日の話で記憶に鮮やかに残っとるのは、C大学の教授しとるKTさんが大学の意思決定する教授会の在り方の問題語っとった事。
それに、デフレの話題になった時、ワテが日銀の金融政策だけでデフレ解消は無理で、日銀を悪者扱いするのは筋違いや、政府の的確な成長戦略無くては解消出来ぬ云うたのに声出し賛同する者が居らんかった事ですわ。


トニー・ベネットとレディ・ガガのデュエットもあるスタンダードナンバー『The Lady Is A Tramp』。
黄金コンビと称えられたリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートによる粋な曲や。
なぜか分からぬが、この曲をワテの人生初めてのガールフレンドのミミさんはごっつう好きやった。
英語得意やったからこの歌詞理解しとったはずやが、彼女に似つかわしゅう無い内容やから、未だに不思議に思うとるんやけど。
自分とは全く違うタイプの女やからこそ好きやったんかなあ。

She gets too hungry for dinner at eight
She like the theatre and never comes late
She never bothers with people she hates
That's why the lady is a tramp

Doesn't like crapgames with barons or earls
Won't go to Harlem in ermine and pearls
Won't dish the dirt with the rest of the girls
Tha'ts why the lady is a tramp

She like the free fresh wind in her hair, life without care
She's broke and it's oke
Hates California, it's cold and it's damp
That's why the lady is a tramp

She gets too hungry to wait for dinner at eight
She loves the theatre, but never comes late
She'd never bother with people she'd hate
That's why the lady is a tramp

She'll have no crapgames with sharpies and frogs
And she won't go to Harlem in Lincolns or Fords
And she won't dish the dirt with the rest of the broads
That's why the lady is a tramp

She loves the free fresh wind in her hair
Life without care. She's broke but it's oke
Hates California, it's so cold and so damp
That's why the lady. that's why the lady
That's why the lady is a tramp

サミー・デイヴィス・ジュニアの歌もええけど、何ちゅうてもフランク・シナトラや。これは譲れんやろ。
当時ワテは初めてのガールフレンドが好きな歌やから、歌ってと云われた訳やないんやけど、フランク・シナトラを手本にして、もう一所懸命に覚えて歌うてみたんや。
自宅でシナトラの歌を何度も聴き、真似て幾度も繰り返し歌うが、全く様に成って無いんで、がっかりした事を思い出すわ。
唯唯薄っぺらい歌があるのみなんや。
学生やった事もあるんやが、男の艶がどうしても出せんかった。
努力しても難しい事あるの思い知らされた歌やねん。