我が国の跪き外交 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

夜の訪れが早くなったなあ、釣瓶落としや。
昨夜は文化の日前夜ゆえ、秋葉原の居酒屋でHT君、GT君とお勉強しとったんやが、ワテは隣国の一党独裁の覇権主義国に進出しとる日本企業はそこでどれ程の利潤得とるのかきっちり把握しとるのか疑問やちゅう話をした。
今日はNっぺと湯治に行った夢見て7時半に起き、朝食後に本棚の整理したがな。
昼食は浅草へ散歩し、すき焼きの名店「浅草 今半」で食うたが、朝食に北海道産南瓜とじゃが芋にバター、茨城産蓮根、千葉産人参を入れてつくった野菜カレーをまた夕食にも食べた。
昼食摂り帰宅し、牛乳飲みチョコレート食いながら、北川潔のしなやかで強靭なベースを繰り返しユーチューブで聴いとった。どうも世の中ゆるゆるフンドシしとって、政治に携わる者に北川潔の音色の如き重厚さが無いなあ。気概が無いわな。
夕食後、風呂に小一時間入り、積年の宿願に挑む姿勢が、この国の政治に携わる者に欠けとる。本日は日本文化の日やが、文化も挑む姿勢が薄くなると萎むわなあ。そないな事考えとった。


云わんこっちゃない。
ロシアの大統領メドベージェフが1日、旧ソ連時代にヤルタで英国と米国に唆され火事場泥棒の如く不法占拠しよった北方領土の国後島へ行きよった。
これは尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件後の菅民主党政府の愚劣なる判断が呼び寄せた事でんがな。
弱みを見せると透かさずつけ込んできよるのは、覇権主義・中国共産党共和国だけや無い。
外交とはかくも厳しいもんや。常にフンドシ引き締めてかからなならんのに、民主党政権も外務省ものほほんとしとる。
メドベージェフの意図は見え見えで、北方四島の実効支配を誇示し、国内向けに自らの強さをアピールしょった訳でんがな。
それに対し、菅民主党政府はロシア駐日大使を外務省へ呼びつけ抗議した。それはええが、駐ロ大使を一時帰国させる事にしたのが頷けん。
これで、メドベージェフはこの先大手振って北方領土へ何度も行くやろ。そして、我が国に返還諦めさせるようにインフラ整備を今後推し進めるに違いない。
北方領土に住むロシア人にインフラ整備してくれるの日本政府しか無いと知らしめ、返還の基礎作りせなならんのにな。北方領土島民に日本に帰属した方が今よりズーッと得やと知らしめなならんのにな。
兎も角、交渉上ここは大使を召還ちゅう強い手を打って押さなあかんかってん。ロシア政府にしっかり闘争心を冷静に示さなあかんかってん。
しかもや、菅は、まずは話を聞きたいさかい大使を一時帰国させた、と云い放った。
話を聞くだけなら電話で済むんは幼稚園児でもわかる事でっせ。アホかいな。どうせ無能の弁解を云い立てとるだけやないか。
対応の稚拙さ故、ロシアに益々つけ込まれるでえ。あ菅、情けないつっころばしや。
これで、またさらに北方領土返還が遠退いてもうた。
領有権紛争には、強い経済力、軍事力を基にした政治的な決着しよる他ないが、菅直人には、駐ロ大使に話を聞く前に、北方四島のご高齢になってしもた旧島民の話を聞く事を強く勧めるわ。
粘り強く交渉せなならんちゅうの分かるやろ。
姿勢が問われとるちゅう事が分かるやろ。