Anita O’ Day 企画盤"Anita Sings For Oscar"より | JAZZをあなたに

こんにちは

まだまだ寒い日が続いていますが 

先ほど 梅の開花の話題が聞こえてきました

寒いのは苦手ですから 早く暖かくなるとよいです

 

さて今回は 

2018年に発売されたアニタ・オデイの"Anita Sings For Oscar"から載せよう思いますが

これは残念ながら ”発掘モノ”ではなく

大ヒットアルバム"Anita  Sings  the  Most"と

”Anita  O’Day  Sings  the  Winners”を組み合わせたものでした

 

ヴォーカリストの歴史を振り返ってみる時

かっては最も華やかな活動を遂げた形態がありました

1920年代から40年代までのヴォーカリスト達のキャリアは

先ず ビック・バンドの専属歌手となってボールルームやホテル

劇場 ラジオ等に出演することから始まったと云える

従って 歌手を志す者は 少しでも人気のあるバンド・リーダの目に止まって

専属になろうと努力したものでした

 

01~11はアニタ・オデイ(vo)にオスカー・ピーターソン・トリオにハーブ・エリス(g)

のお馴染みの名盤です

12~23はそれぞれが興味津々の大物ジャズプレイヤーが関わり素晴らしい演奏を繰り広げています

これらの曲のチョイスはアニタによるものと云われています

 

三曲です お暇なときに聴いてください

 

先ずは”BEWITCHED” 

曲は、ミュージカル作曲の大御所リチャード・ロジャース 詞はリチャード・ロジャースとの

名コンビで数々のスタンダード・ナンバーを書いたローレンツ・ハート

もうこれは名作中の名作

二曲めはお馴染み”Sing, Sing, Sing”

トランペット奏者のルイ・プリマが作曲した曲

2004年公開の日本映画”スウィングガールズ”採用されことを切っ掛けで

甲子園夏の大会での応援歌としてよく演奏されることになりました

一叩きでジーン・クルーパと判る特徴あるドラミングが聴けます

 

最後 三曲目はBody And Soul

エドワード・ヘイマンが書いたとされ定番中の定番

ホウキンス(ts)から入り 中ほどからの展開がイヒョウを突く

 

01. ‘S Wonderful 
02. Love Me Or Leave Me
03. Old Devil Moon
04. Tenderly
05. We’ll Be Together Again
06. Stella By Starlight
07. Them There Eyes
08. Takin’ A Chance On Love
09. I’ve Got The World On A String
10. You Turned The Tables On Me
11. Bewitched, Bothered And Bewildered

12. Take The “A” Train (For Duke Ellington)
13. Tenderly (For Oscar Peterson)
14. A Night In Tunisia (For Dizzy Gillespie)
15. Four (For Miles Davis)
16. Early Autumn (For Stan Getz)
17. Four Brothers (For Woody Herman)
18. Sing, Sing, Sing With A Swing (For Gene Krupa And Benny Goodman)
19. My Funny Valentine (For Gerry Mulligan)
20. Frenesi (For Artie Shaw)
21. Body And Soul (For Coleman Hawkins)
22. What’s Your Story, Morning Glory (For Jimmie Lunceford)
23. The Peanut Vendor [El Manisero] (For Stan Kenton)

 

"Anita  Sings  the  Most"              ”Anita  O’Day  Sings  the  Winners”

       

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