86/100 The complete Ella in Berlin | JAZZをあなたに

今晩は

 

昨日は各地で大荒れの様相でした 今日はいかがでしたか

朝一番に 帰省していた家族を名古屋駅まで送ってきました

また 半年後を楽しみにしています

 

The complete Ella in Berlin: Mack the Knife
1960年2月13日

エラ・フィツジェラルドのヨーロッパ公演は超強行軍 過密スケジュールのなか

会場となった西ベルリン・ドイッチュラント・ハレに一万二千人の観客を前にしてゴキゲンでした

曲の間でエラは何度ともなく「サンキュー」を繰り返します

この日から一年半後に「ベルリンの壁」が建設されるわけです 

 

逸話としてあるのは エラは「マック・ザ・ナイフ」の歌詞を完全に覚えていないまま

ステージで曲間に伴奏者に「~ナイフをやらない」から始まったグラミー賞受賞作(60年)です

 

原曲は「メッキー・メッサのモリタート」と云って

28年ドイツで初演されたミュージカル「三文オペラ」から生まれた世界的大ヒット・ナンバー

かっては「あいくちマック」の邦題ででも親しまれ

”鮫のような歯を真珠色に光らせているマックは

まるでジャック・ナイフを忍ばせているようだ”等など物語風に歌われる

56年にサッチモ 59年にはボビー・ダーリンが大ヒットさせた

 

今夜のJAZZは

エラ・フィツジェラルドのアルバム『The complete Ella in Berlin: Mack the Knife』

から『Mack the Knife』をおかけします

 

曲の母国ドイツでのライブだけに聴衆の受けも絶大で

スキャットでサッチモの真似をしたり ルイやボビーの名をアドリブで入れていくなど

ユーモアもあるエキサイティングな歌唱はジャズ・ヴォーカル史に輝く名唱とされています

 

五十分弱 何度聴いても飽きません

 

 

Mack the Knife

Ella Fitzgerald – vocals

Paul Smith – piano

Jim Hall – guitar

Wilfred Middlebrooks – bass

Gus Johnson – drums

Recorded : February 13, 1960, at the Deutschlandhalle, Berlin