№1 執念のレコードデビューだが《マリー・マクドナルド(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「マリー・マクドナルド」のレコード紹介です。キスマーク

 

見せ物的扱い、“The Body” マリー様!

女優&イヴ歌手、レコード化されず!

望みが叶った1枚だが、睡眠薬で他

 

一句

 “執念の レコードデビュー なさも”

①『“ザ・ボディー”シングス!』(57)
《“The Body” Sings !/Marie McDonald》
マリー・マクドナルド(vo)、ハル・ボーン(orch.)。

 

《女性ヴォーカル Blog紹介》

①『Mitzi Gaynor』№1 妖艶な化粧!隠す気品

⑥『Joni James』№6 目線で追う!艶の唇
 

レコード・ジャケットから、はみ出すボディー。
こんな、生めかしい出度たっぷりのボディー。
動画ではなく、写真だから良さがでる。
ただCDジャケットでは、とてもこの価値は得られない。

タイトル“The Body”シングス。

身体が唄う、何て野暮な話ではない。

“The Body”所属会社が売出したマリーの称である。


その理由は、
トミー・ドーシー楽団に所属した彼女。

レコードデビューできず、ライヴの出演ばかり。
叶わず、チャーリー・バーネット楽団へ移籍。
同じくレコード化もなく退団し、西海岸へ移住。

西海岸の所属会社は、女優兼歌手で売込む。
売込のキャッチコピーが、“The Body”。
女優業が主体で、The Body様はプレイガールに陥る。
65年の42歳、過多な睡眠薬で他してしまう。

他界翌日は、7回目の結婚式を予定していた。
結局、が叶ったレコード発売はこの1枚。

 

 一句

 “執念の レコードデビュー なさも”


推しは「Embraceable」。
音符抱いて、いて欲しい、あなたの胸に。

低く・甘く・潤んだ声で、刹那く唄うマリー。

 

グラマラスな“The Body”様。

歌手の夢に届かず「見せ物」的扱いにされ。

酷いタイトルを付けられた、執の1枚をお聴き下さい。

 

キスマーク 抱いて、抱いて欲しい、あなたの胸に・・・。執のレコードです。