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女性ジャズヴォーカル「フラン・ジェフリーズ」のレコード紹介です。
アジア系？ぼけた感の写り、ミステリアスに！
芯の強い声質、年齢不相応・実力派で魅せ！
「しっくり・じっとり」、ぐい・のめる！
一句
“じっとりと 張りと強さで バラードを”
①『フラン･キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト』(60)
《Fran Can Really Hang You Up The Most/Fran Jeffries》
フラン・ジェフリーズ(vo)。
《女性ヴォーカル Blog紹介》
①『Rosemary Clooney』№1 ミリオンヒット！USの代名詞
②『Dakota Staton』№2 シャキ・チャキ！震う舌
レコードジャケット、女性の黒髪。
中々無いのでは。
アメリカンっぽくない顔、アジア系にも見える。
ギリシャ人とフランス人が両親だという。
「ぼけた」感の写り、端っこ寄りの姿。
何ともミステリアスに観える。
メリハリがあり、明るく「スカ～ン」と声がとおる。
ジャケットの「ぼけた」感とは、裏腹に。
フランはこの時、23歳(37年生)。
若々しく、切れの良い声が響く。
芯の強い声質は、23歳を超えた巧さで魅せる。
声高らかに唄い込まれると、つい気持ちが遠のくが。
推したいのは、ウェットにしっとり聴ける曲。
「Is'nt It A Pity？」。
君とこれまで逢ったことがなかった。
何て、酷な話だよね～。
男女のデリケートな詩である。
バラードで唄うフラン。
「しっくり・じっとり」唄ってくれるフラン。
「ぐい・ぐい」とのめり込ます堪らない魅力があります。
一句
“じっとりと 張りと強さで バラードを”
「しっくり・じっとり」唄うフランをお楽しみ下さい。
