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ジャズサックス「デクスター・ゴードン」のレコード紹介です。
50年代・薬中リハビリ、空白期間を経て!
健全な身体&豊かな精神が創るサウンド!
ブルーノート黄金期、第一弾を放つ!
リハビリ終えて一句
②『ドゥーイン・オールライト』(61)
《Doin' Allright/Dexter Gordon》
デクスター・ゴードン(ts)、ホレス・パーラン(p)、
フレディー・ハバード(tp)、ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘイウッド(ds)。
《Dexter Gordon Blog紹介》
①『Blows Hot And Cool』(55) №1 ロリンズ風?野暮でがさつ
随分、大らかトーンに変身した。
①『Hot & Cool』はブローと勢いが売りだった。
当②は丸く・太く、朗々と吹き上げる。
ブロー派といわれるが、そんな側面はない。
堂々と落ち着き払った太さで、歌い上げる。
聴く者を豊かな心地にさせる音が堪らない。
50年代は、薬中リハビリの空白期間。
①と西海岸(60年)での1枚を残しただけ。
そして、4年間のブルーノート黄金期を迎える。
リーダ作は7枚、当②は第一弾の作品となる。
療養後の健全な身体&豊な精神が創るのか。
大らかなテナーが包むオーラがみなぎってる。
リハビリ終えて一句
“薬中の 越えたサウンド 大らかに”
ハバードのラッパとの相性が抜群。
若干23歳の若造ではあるが。
中太の丸味の音は、若造を思わせない歌心もある。
一皮剥けた大らかな曲も良いが。
アップテンポのテクとスリルが楽しめる曲を推す。
薬中・療養時期の①と比べると、巧さ・心地良さで聴かせます。