№2 薬中リハビリから!BN第一弾《デクスター・ゴードン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「デクスター・ゴードン」のレコード紹介です。音符

 

50年代・中リハビリ、空白期間を経て!

健全な身体&かな精神が創るサウンド!
ブルーノート金期、第一弾を放つ!

 

リハビリ終えて一句

 “薬中の 越えたサウンド らかに”

②『ドゥーイン・オールライト』(61)
《Doin' Allright/Dexter Gordon》
デクスター・ゴードン(ts)、ホレス・パーラン(p)、

フレディー・ハバード(tp)、ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘイウッド(ds)。
《Dexter Gordon Blog紹介》

①『Blows Hot And Cool』(55) №1 ロリンズ風?野暮でがさつ


随分、大らかトーンに変身した。
①『Hot & Cool』はブローと勢いが売りだった。

 

当②は丸く・太く、々と吹き上げる。
ブロー派といわれるが、そんな側面はない。
堂々と落ち着き払った太さで、い上げる。
聴く者を豊かな心地にさせる音が堪らない。


50年代は、中リハビリの空白期間。
①と西海岸(60年)での1枚を残しただけ。

そして、4年間のルーノート黄金期を迎える。
リーダ作は7枚、当②は第一弾の作品となる。
療養後の健全な身体&な精神が創るのか。
大らかなテナーが包むオーラがみなぎってる。

 

 リハビリ終えて一句

 “薬中の 越えたサウンド らかに”


ハバードのラッパとの相性が抜群。
若干23歳の若造ではあるが。

中太の味の音は、若造を思わせない歌心もある。

 

一皮剥けた大らかな曲も良いが。
アップテンポのクとスリルが楽しめる曲を推す。

 

音譜 薬中・療養時期の①と比べると、さ・心地良さで聴かせます。