№1 静けさ!「うずうず」心踊る《レッド・ガーランド(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「レッド・ガーランド」のレコード紹介です。音符

 

粒立ち・跳ねるメロディ、「きびび」コードが!

静けさの中、「うずず」のグルーヴ感が!

何といっても、ャケットが「グルーヴ」!

 

『Groovy』で一句

 “静けさに うずず踊る グルーヴィー”

①『グルーヴィ』(56,57)
《Groovy/Red Garland》
レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、

アーサー・テイラー(ds)。

《Paul Chambers Blog紹介》

④『Go...』(57) №4 GO!謹賀新年

③『Bass On Top』(57) №3 ベースが主役!躍り出る


「ボッ・ポッ~ン・トッ・トッ~ン」。
軽い、とにかく軽い。
立ち良く、音が軽く跳ねる。

フェザータッチという程、ソフトではないが。
鍵盤の半分も押さえてないのでは?
というほど、やか。

このピアノは誰? と思ったら。

そんなメージが、レッド・ガーランドです。

 

ところが、「クテルピアノ」という輩が・・。
こんなこと言う奴、糞喰らえだ。

1曲目「C-Jam Blues」。
何とグルーヴなシングルトーン。
「きびび」躍動的な左手コード。
こんな「カクテル・ピアノ」あるわけない。

当①はピアノトリオの傑作、とされる有名盤。
マイルスGにコルトレーンと共に在籍中の演奏。
といっても、ガーランドの存在を余り意識しなかったが。

看板の当①、この認識が強過ぎたからか。
脇役では、目立つピアノではないのだが。
リーダ作でも派手さ・スター性は無いのだが。

 

静けさの中で「うずず」するグルーヴ感。

このレコードに、どはまりしていった。

 

『Groovy』で一句

 “静けさに うずず踊る グルーヴィー”


C-Jam Blues、この1曲で他はらぬ。
それだけ、若き頃の思い入れは強かった。
何といっても演奏以上に物語るジャケット。

このジャケットが「ルーヴ」そのものだ。

 

音譜 この1曲で他は要らぬ、静けさの中のルーヴ感をお楽しみ下さい。