№8 聴かせ所!ぼけた・ゆるい?《オスカー・ピーターソン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「オスカー・ピーターソン」のレコード紹介です。音符

 

黄金トリオ解、後釜トリオ・始動開始!

独MPS社・ぼけ録音&「るい」ベース!

む・ベースライン&ピアノ、聴かせ所が!

一句

 “ぼけた音 聴かせどころの ジャズース”

⑧『トラヴェリン・オン』(69)
《Travelin' On/Oscar Peterson》
オスカー・ピーターソン(p)、サム・ジョーンズ(b)、ボブ・ダーハム(ds)。

《Oscar Peterson Blog紹介》

⑥『The Jazz Soul Of O.P.』№6 スリリング!絡みつくドラム

⑦『We Get Requests』(61) №7 酔ったピアノ!激ベース

 

R.ブラウン、E.シグペンの黄のトリオ。

解散し、後釜トリオが当⑧のメンバ。


西独スタジオでのライヴだが、音質が今イチ。

独MPSレーベルの特徴は「カチッ」とした音。

だが、ベースがケた音で絞まらない。
 

ピアノトリオはベース&ピアノの絡みを聴く。
黄金トリオのブラウンは、力強く「る」ベース。

それと異なり、S.ジョーンズは柔かく「るい」。

尚且つ、それが「ぼけ」た録音ではつまらない。

 

A#3「Quiet Nights」、ベースインが聴かせ所。

だが、「ぼけ」た音では見せ場がない。

 一句

 “ぼけた音 聴かせどころの ジャズース”

 

1曲目から爆音・轟音ピアノ。

ピーターソンの「はこ」、攻める音の洪水は健在。


ボケたベース音だが、ンタープレイが味わえるA#3が推し。
ピーターソン・トリオの特徴が現れている。

主人公を支える脇役ベース・ドラムのポート、

トリオのプッシュ・パワーが秀でている。

 

音譜 ドラムは控え目に、ベースライン&ピアノのみをお楽しみ下さい。