№2 観せる!音のグラジェーション《デューク・ジョーダン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「デューク・ジョーダン」のレコード紹介です。音符

観せる、音の“ラジェーション”!

静けさのピアノ、放つ高の美!

シングルトーンのき、耳を傾け!

一句

 “音はせ グラジェーションの ピアノソロ”

②『デューク・ジョーダン』(55)
《Duke Jordan》
Trio:デューク・ジョーダン(p)、パーシー・ヒース(b)、アート・ブレイキー(ds)。
Quintet:エディー・バート(tb)、セシル・ペイン(bs)。
《Duke Jordan Blog紹介》

①『Duke Jordan Trio』(54) №1 売りは“Vogue”?


ドラムにアート・ブレイキーが加入。
やかましく「バシャ・バシャ」叩きまくる、か?
と思えば、けさのブレイキーを初めて聴く。

それはジョーダンが余にも「しい」から。
①『Trio』の翌年だが、別人の変わりよう。

 

静けさの中にピアノが高の美しさを放つ。
シングルトーンの響きに耳を傾ける。

そしてメロディーを追っていく。


跳ねる歌心を、美しさで聴かすのはA#3「They Can't~」。
細な音使いを一音一音丁寧に現すA#5「Summertime」。
ピアノソロで渾身の音を聴かせてくれる。

アドリヴは即興だから通常強さ一辺倒になる。
だが、ジョーダンは1つの音に「音のラジェーション」を観せる。

 一句

 “音はせ グラジェーションの ピアノソロ”


B面はクィンテットセッション。
いつものブレイキーが現れ、興味は一揆にれていく。

 

音譜 音のグラジェーション、ジョーダンのロをお楽しみ下さい。