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ジャズサックス「スタンリー・タレンタイン」のレコード紹介です。
剛腕マッコイ(p)&エルヴィン(ds)、登場!
野太く・男らしいテナーから刺々しい音へ!
変貌を遂げた男達、新たな音場で迫りくる!
一句
⑤『ミスター・ナチュラル』(64)
《MR.Natural/Stanley Turrentine》
スタンリー・タレンタイン(ts)、リー・モーガン(tp)、マッコイ・タイナー(p)、
ボブ・クランショウ(b)、エルンヴィン・ジョーンズ(ds)、レイ・バレット(conga)。
《Stanley Turrentine Blog紹介》
③『Stan“The Man”Turrentine』№3 蛇使い?まるでアナコンダ
④『A Chip Off The Old Block』№4 多重爆音!みょうとジャズ
J.コルトレーンの相棒マッコイ(p)とエルヴィン(ds)を従えた演奏。
バッキングで押し付けるパワーピアノ。
連打が乱れ飛ぶパワードラム。
1曲目、5拍子のリズムがスリルを与える。
ジャズを新たな世界に導びく息吹を感じる。
野太く・男らしいテナーだったが、当⑤では刺々しく突ん裂く。
叩きまくりのドラムが異空間に引き込んでいく。
こんな変化が以前と異なる新たな音場で迫る。
一句
“ 刺激湧く 新たな仲間の 異空間 ”
A#1「Shirley」とは、④で登場したオルガンのシャーリー・スコット。
奥方のシャーリーに想いを込めた曲である。
男ど真ん中のテナー屋だが、ちょっと「女々しい」のでは。
タレンタインはその後、CTIレーベルに移籍。
フュージョン界でデビュー、ヒット作の連発で大変貌を遂げていく。
以前と異なる刺々しい音、叩きまくりドラムの演奏をお楽しみ下さい。