№1 こってり脂!グルーヴ感《カーティス・アミー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「カーティス・アミー」のレコード紹介です。音符

 

都会の香りはない、むしろ「も」臭い!

粗削りに力強い、「ぐいい」フィーリング!

まとわりつく、「こってり」脂のグルーヴ感!

一句

 “いも臭い ウェストコースト こってりジャズ”

①『グルーヴィン・ブルー』(61)
《Groovin' Blue/Curtis Amy》
カーティス・アミー(ts)、フランク・バトラー(ds)、カーメル・ジョーンズ(tp)、

ボビー・ハッチャーソン(vib)、フランク・ストラッゼリ(p)、ジミー・ボンド(b)。

ウェスト・コースト、パシフィック・レーベというと穏やかに理路然と。
とイメージするのは、58年頃まで。
61年、黒人・ードバップに東も西もない。

というのが良く分かる。

都会の香りはしない。
も」臭い、田舎臭さを漂わす。

粗削りに・堂々と、ブルース・フフィーリングで。

このイグイ感が心地良い。

 一句

 “いも臭い ウェストコースト こってりジャズ”


全曲アミーのオリジナル。
歌心あるテーマとアドリブがとてもしみ易い。

「&フランク・バトラー」、ドラマーがクローズアップされる。
レガートの力強さがグルーヴ感をプッシュする。
派手さは無いが、ツボの一発は在感がある。


派手さのない2人だが、こってりのグルーヴ感が堪らない。
 

音譜 削りだが、力強く堂々としたグルーヴ感をお楽しみください。