№1 北欧with南米!at バルト海《(Sweden)フレドリック・ノーレン(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズドラム「フレドリック・ノーレン」のレコード紹介です。音符

 

北欧with南米・合部隊登場

南米の熱気、北欧の雪原をかす
格好いいテーマ、実感&熱気溢る

一句

 “ 雪原を かすジャズの スウェーデン ”

①『ジョアン・カルロス』(87)  《Joao Carlos/Fredrik Noren》
フレドリック・ノーレン(ds)、グスタフォ・ベルガリ(tp)、

ヨアキム・ミルダー(ts)、エスビョルン・スヴェンソン(p)、

クリスチャン・スペアリング(b)。

《スウェーデン・ジャズ ブログ紹介》

①『Krister Andersson』(85)  ②『Goran Lindberg』(84)

№1 アンデルセン?スウェーデン産       №2 煮え切らない!極寒のせい?


南米アルゼンチン・北欧スェーデン融合部隊の登場。

南米の熱気が北欧の雪原を溶かすか
期待に反し、パッとしないが実感溢れる部隊だ。

 
ただ、テナーのミルダーが足を引っ張る。
アドリブに入ると危なっかしく「ぎまぎ」する。
音質は太く・堂々としてるが、遅れ気味で「おどおど」しい。


良く言えば、マイルス時代のW.ショーターか。
悪魔がかった「ドロッ~」とした演奏に似たような。
初めて聴くルゼンチン出身者は、ラッパのブルガリ。
勢いがあり、リリアントな音色を浴びせてくる。


リーダはドラムのノーレンだが、ドラムソロが駄才。
連打を浴びせるが、一発決めのケジメがない。
気に入ったのはテーマの好良さと熱気溢れるプレイ。

南米アルゼンチンのラッパ&北欧スウェーデン部隊。
それだけでも、しさで聴ける1枚。
スウェーデンのDRAGONレーベルで現地録音。

 一句

  “ 雪原を かすジャズの スウェーデン ”

 

スウェーデン部隊はK.アンダーソン、G.リンドバーグを紹介した。

何れも実な演奏が記憶に残っている。

 

音譜 他のアルバムですが、リーダ・ノーレン率いる演奏をお聴きください。