№2 協演?弾かないピアノ《バディー・テイト(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「バディー・テイト」のレコード紹介です。ルンルン

 

テイトの本命レコードは70年代・60歳代~

南アフリカ出身「わり者」ブランドと協演

レジェンドの風格・銀テナーが堂々と

一句

 “ 変わり者 かないピアノと 協演し ”

②『ミーツ・ダラー・ブランド』(77)
《Meets Dollar Brand/Buddy Tate》
バディー・テイト(ts)、ダラー・ブランド(p)、セシル・マクビー(b)、

ロイ・ブルックス(ds)。

《Buddy Tate Blog紹介》
①『Tate・A・Tate』(59)

№1 テキサス・テナー!ホーンカー?


このテナーの音、まるでS.ロリンズ。
1曲目「Goduka Mfundi」、大らかに・ゆったりと語るように。
ブランドのピアノがやたらとけ、デュオorトリオで聴かす。

①『Tate・A・Tate』から17年も経ち大身のテイト。
テキサス・テナー 全く別物に変わった。


77年の演奏、この時64歳。
テイトの本命レコードは70年代だと言う。

60歳代を迎えてから本腰のアルバム。
通常、ちょっとあり得ない活躍である。

南アフリカ出身「わり者」のダラー・ブランド。

レジェンドの風格ある60歳代のテイトとの演奏。
これは、とんでもない企画だ。

 

だが、テイトのアドリヴではブランドがむ。

これでは、「Meets~」の意味が無いのでは。

 一句

  “ 変わり者 かないピアノと 協演し ”


テイトの銀テナーが堂々と吠える音は見事。
ただ、スローテンポで流すテナーは頂けない。

ヴィブラーとが耳障りでムードテナーに聴こえてしまう。

 

音譜 テナー&ピアノが演しない面白さを堪能して下さい。