№11 叉、サックスが「唄う」《ジョージ・アダムス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。ルンルン

 

『Nightingale』に続き、サックスで唄う

「アバンギャルド&泥臭さ」の融合ジャズは

「泥臭さ」だけの片肺飛行では・・!!

一句

 “ 泥臭さ 度も聴かされ 唖然とし ”

⑪『アメリカ』(89)
《America/George Adams》
ジョージ・アダムス(ts)、ヒュー・ローソン(p)、

セシル・マクビー(b)、マーク・ジョンソン(ds)。

《George Adams Blog紹介》

⑨『Song Everlasting』(87)№9 NY進出!手癖・泥々一層強く

⑩『Nightingale』(88)№10 仲間逝く!唄うサックス涙音
 

アダムス&ピューレン、定番カルテットは散。

ドラムのD.リッチモンドの他界により解散した。

当⑪はたなカルテットで3枚目の紹介。


当⑪はブルーノート他へ移籍。
録音は⑩と同じく叉、「サックスでう」。

 

プロデュースは国内企画。

⑩『Nightingale』が売れたか?

同じ穴の(むじな)狙いで歌物を発表か

サックスで「艶歌」を唄う。

この企画に賛否両論が・・・。

 

仲間との死別、解散に伴う歌物アルバム。

1枚なら想うところもあるが、2枚も・・。

となれば「ジャズマン」扱いしたくない。

嫌気も刺す。
大ファンで買った11枚、これで止符を打った。

アダムスの最高傑作は、

④『Earth Beam』⑥『Metamorphosis』。

何れも「アバンギャルド&泥臭さ」の合。

荒々しさと魂の演奏。
 

両要素の「駆引き・制」が演奏表現を変える。

そんな面白い楽しさがある。

歌物アルバム⑩⑪は「泥臭さ」だけの肺飛行。

こんなんでは、彼の良さはガタ落ち。

  一句

     “ 泥臭さ 度も聴かされ 唖然とし ”


音譜 アダムスのソロで「歌物」をお楽しみ下さい。