№2 巧くとも、穴に落ちろと・・《ジム・ホール(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズギター「ジム・ホール」のレコード紹介です。音符

 

アドリヴ・マジネーション豊富・J.ホール

起伏・強弱・「&動」を現す・・P.デスモンド

デスモンドに意識・耳がく・・・のは何故

 

一句

  “巧くとも に落ちろと ジム・ホール”


②『コンチェルト』(75)
《Concierto/Jim Hall》
ジム・ホール(g)、ポール・デスモンド(as)、

チェット・ベイカー(tp)、ロン・カーター(b)、

スティーヴ・ガット(ds)、ローランド・ハナ(p)。
 

《Jim Hall Blog紹介》

①『Good Friday Blues』№1 ゆるり・のったり!泳ぐマンボウ


当時、大ヒットしたレコード。
これは、仲間が家に置いて帰った1枚。
したがって、ホールのレコードは①の1枚。

 

いだから1枚だけ。
「ホールのアドリヴは
格、とにかく巧い」。

と仲間は言う。
ホールのテクをパクリ、随分と練習した。とも言ってた。

曲毎にアドリヴのスタイルがガラッと変る。

同じ奴が弾いてるとは思えない時も。
それだけアドリヴの
マジネーションが豊富

B面1曲収録、約20分のアランフェス協奏曲、

大作の折り紙付き。


淡々と、デスモンドが「&動」を現す。
起伏・強弱のメロディーはとても豊か。

その力強さは聴くものを了する。


魚に例えれば、J.ホ-ルは「ンボウ」。

ゆるり・のったり・・・と、

でかい魚体で泳ぐというより漂うように。
 

こんなホールだからやっぱりい。

だから、デスモンドのアルトにばかり耳が傾く。

 

 一句

 “ 巧くとも に落ちろと ジム・ホール ”