麺№78 視・臭・味覚・・未知の世界へ《米子 がんこラーメン華漸》   | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

鶏・豚・牛骨+昆布等量級出汁をベースに

濃色グレー・超濃厚「干」出汁を重畳
全国トップレベルの美味さに!!

①がんこラーメン華漸『期間限定・煮干し』(850円)
開店し4年は経つか、当時の仲間の評判が良くないので行かなかったが。
東京・一条流「んこ」継承と知り、早速向った。
定番は『醤油』だが、店主の勧めで『期間限定・干し』を喰った。

とにかく「美味い」!!こんな美味いラーメンは他に無い、全国トップレベル!
数十年、熊本・桂花『太肉麺』(豚骨)に優るものは無い。と、思ってたが。

着丼時に我目を疑った・・・、丼全面が「グレーゾーン」、覚脳が震え上がる。
魚介・煮干が「グゥワ~~ン」と、覚脳を激震。
丼を掴み「グゥ・グ~~」と、汁を飲む。覚脳のキャパを超え、未知の世界へ。

鶏・豚・牛骨+昆布等の濃厚・奥深い旨味の重量感に、超厚「煮干」出汁が重畳。
重量級出汁がスト・バランス!だから動物or魚介系「くどさ」が全く無い。
舌触りは少し「ドロッ」と感・粘着度があり、「べ応え」は満足度100%超え。

 

スープは最初塩っ辛さを感じるが、後半はむしろベスト塩梅(あんばい)。

この塩・塩梅が「リッ」と絞まった個性を放ち、完飲のために必需。
地元米子にやっと通える店が出来た。全国レベルの美味さに感謝したい。

麺・スープ「完食ありがとう」の店主の一声を頂き、突っ込んで質問を投げた。
○鶏・豚・牛骨は沸騰させない。ヅンドウ内を見せてくれたが、明感の強い出汁。
○煮干出汁の鍋は「ドロッ」と濃厚灰色、良くシてるから魚粉がない。

○自家製麺は早茹でのため細麺。カップ麺なみの3分着丼、汁はアッツ熱。
○東京・秋葉原「がんこ」で修行。(店主がおじさん)

○スープが「塩っ辛い」の声が多く、東京より薄くした。(残念)

○牛骨に必要な旨味は「臼昆布」を使用。(牛骨+化調で安価にしない)


米子・がんこラーメン華漸『期間限定・煮干し』(850円)の総合評価は、『95点』。