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ジャズサックス「ジェリー・バーガンジ」のレコード紹介です。
「ボカッ、モコッ」、酔っ払っいテナー音。
説得力があるからグイグイ引き込む。
「酔拳」の如く一撃で叩き倒す、摩訶不思議テナー。
①『インサイド・アウト』(89)
《Inside Out/Jerry Bergonzi》
ジェリー・バーゴンジ(ts)、サルバトーレ・ボナフィーディ(p)、
ブルース・ゲルツ(b)、サルバトーレ・トランチーニ(ds)。
面白い、不思議な音を出す。「ボカッ、モカッ」とした音。
風変わりな音質だが、太さと力強さで「モコッ」。
A#1 酔っ払いが吹いてるような、面倒臭くて、タイギー(かったるい)から
適当に吹いとけ。みたいな、やる気の無い音に聴こえる。
だが、本人は本気で演ってるから、面白い表現力であっても
説得力のあるサウンドで押し倒してくる。
このヘンチクリンな音。スローテンポな曲では、悪フザケにしか聴こえない音。
他にはチョット無い。面白くて堪らないが、グイグイ引き込まれていく。
音はフザケテも説得力のあるフレーズ。ドンドンはまり込んでいく。
摩訶不思議なテナー。
病み付きになって、他のレコードも探してるが中々見当たらない。
面白い、不思議な音「ボカッ、モカッ」とした音をお楽しみ下さい