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たった1枚残して去った「ジョン・ジェンキンス」レコードの紹介です。
気の抜けたフィル・ウッズ(asか)?
注目度はバレルのギター、新鮮で活き活き!
⑤『ジョン・ジェンキンス』(57)
《John Jenkins With Kenny Burrell》
ジョン・ジェンキンス(as)、ケニー・バレル(g)、
ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、ダニー・リッチモンド(ds)。
《たった1枚残して去った Blog紹介》
①『Out of The World』№3 《ウオルター・ベントン(ts)》
④『Natural Essence』№4 《タイロン・ワシントン(ts)》
「こりゃぁ~、まるでフィル・ウッズ」?
どっちもパーカー派ド真ん中だから似たり寄ったりだが。
ウッズより肩の力を抜き、無理せず吹いてる。
心地良いアルト、中高域で転がるように音が流れる。
ただ、ここでの目玉はバレルのギターでしょう。
意表を突きギターの音が出ると、
一気に「新鮮」さが漂う。
太く、切れ良いシングルノートが突っ込む。
バレルのギターにホッとしてしまう。
パーカー派の音から脱却出来ないジンキンス。
『アルト・マドネス』のJ.マクリーン、P.ウッズより見(聴き)劣りする。
たった1枚と思えば、『ジャズ・アイズ』の2枚目がありました。
ギター&ピアノの音に注目してお聴き下さい