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ジャズサックス「ペッパー・アダムス」のレコード紹介です。
D.バード(tp)の研ぎ澄まされた音!
H.ハンコック(p)のエリート臭さと新鮮さ!
異種混合の音場、アダムスの爆裂音が響く!
③『アウト・オブ・ディス・ワールド』(61)
《Out of This World/Pepper Adams》
ペッパー・アダムス(bs)、ドナルド・バード(tp),
ハービー・ハンコック(p)、レイモン・ジャクソン(b)、ジミー・コブ(ds)。
《Pepper Adams Blog紹介》
①『Critics' Choice』(57)№1 河馬爆走!爆音響くバリトン
②『10 to 4 At ~』№2 テナーの極低音?特急リズムで走る
歌い過ぎ・飲み過ぎで、喉をやられた。
そんな江戸っ子が、撒くし立て・がなり立てる。
バリトンをあたかもテナーの如く吹きまくる。
バリトンにありがちなリズムの遅れ・もたつきは全く無い。
ドスの効いた・喉を壊れたガナリ声で吹荒らす。
ダイナミックに唄い上げるアダムスがイイ。
バードの研ぎ澄まされた1音1音を大事にするメロディー。
ハンコックの新鮮な香り漂う世界観。
その中で、アダムスのメロディ豊かなガナリ音。
異種混合音場空間でのスイング、乗りは抜群。
H.ハンコックは、まだまだ初々しい新人。
他のピアニストには無い新鮮なメロディー・空気感がある。
エリート臭さはあるが、今後のジャズ新世界を切り拓く。
若きリーダのオーラが漂っている。
タイトルどおり新世界のジャズを切り拓くメロディーが聴こえる