№7 極低音&超軽音のフーガ《ポール・デスモンド》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズ・サックス「ポール・デスモンド」のレコード紹介です。
ルンルン

 

「ゴワ・ザワ」バリトンがを這う極低音

羽毛がう「フワッ・ホワッ~」超軽音との対比

叉、叉、叉、女房デイヴ・ブルーベック(p)抜き

⑥『ツー・オブ・ア・マインド』(62)

《Two of A Mind/Paul Desmond》

ポール・デスモンド(as)、ジェリー・マリガン(bs)、etc

《Paul Desmond Blog紹介》

③『Time Out』(59)           ②『Jazzz At Oberlin』(53)

№3 テイク・ファイヴ!超有名盤に                  №4 最高傑作!若々しい音が

④『"First Place Again"Playboy』(59) ⑤『Desmond Blue』(61)

№5 不倫のきっかけアルバム!ジム・ホール?  №6 不倫作第二弾!愛人ホールと共に

 

このレコードの面白いとこは、極低音&超軽音の対比。

「ゴワ・ゴワ・ザワ・ザワ」マリガンのバリトンがを這う。

「フワッ・ホワッ~」デスモンドは羽毛がう音。

 

2つの音はバッハの「ーガ」のように追い駆ける。

ピアノレスだから余計に際立ち、楽しさは倍増。

ウェスト・コーストの白人サックス奏者の御得意芸。

デスモンドは軽やかさ、軽快さに満ちている。
④、⑤で聴かれる「太さ」は無く、「ねる」感じの軽快さ。
マリガンは、鈍牛が「ヨタヨタ・タドタ」と歩き回る音。
この対比が面白い。

 

この2人のアルバムには経緯がある。

プレイボーイ誌の人気投票でルト部門1位がデスモンド。

④『First Plays Again・Playboy』はその記念のアルバム。

 

同じくリトン部門の1位がジェリー・マリガン。

ポール・ウイナーズ第1位同士のアルバム。

商業ペースに乗っかった「け」るためのアルバムか。

 

今回も女房デイブ・ブルーベック(p)抜きのピアノレス。
愛人ジム・ホール(g)も入ってない。

古女房は抜きだが、愛人との倫も避けた。

という面白さもある。

○デイブ・ブルーベック・カルテットの作品

大学やら高校でのライブが結構多い。

本物の黒いジャズは学生に受けないか。

 

音譜 地を這う極低音&羽毛う超軽音との対比をお楽しみ下さい

《Paul Desmond Blog紹介》

                     ①『Brubeck Desmond』(51、52)

№1 脳科学者&精神分析医!合作フレーズ  №2 記念盤!17年間の皮切り第一作