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池袋のジャズピアノレッスン

ジャズの初心者向けのお役立ち情報について書いております。
記事では、主にジャズピアノの練習方法、簡単なジャズ理論、ジャズの歴史についてご紹介しております。

●Fブルースのアドリブの仕方その3(バーティカルアプローチ編)

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

前回に引き続き、Fブルースのアドリブのアプローチの仕方についてご紹介したいと思います。

今回ご紹介するバーティカルアプローチは、以前ご紹介した「枯葉」のバーティカルアプローチと同じ手法を使っていますが、今回はさらにブルースならではの内容をご紹介しております。

念のため、Fブルースのコード進行はこちらです。


(クリックすると写真は拡大します。)

それでは、動画をお楽しみください。


●Fブルースのアドリブの仕方その2「1つの小節にこだわる方法」

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

前回に引き続き、今回もFブルースのアドリブのアプローチの仕方についてご紹介したいと思います。

前回ご紹介したブルーススケールは、とても強力な遊び道具でしたが、今回はほんのちょっとこだわるだけで、一気にアドリブがおしゃれになる方法をご紹介したいと思います。

さて、その方法とは・・・

たった1小節にこだわる

です。

そろそろブルーススケールにも飽きたな・・・

もう少しジャズっぽいアドリブができるようになりたいな・・・

という方には、必見の動画になります。



● Fブルースのアドリブの仕方その1(ブルーススケール編)

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回から、ジャズのブルースのアドリブの仕方についてご紹介していきたいと思います。

ブルースは、世界でもっとも演奏されていると言っても過言ではないくらい頻繁に演奏されています。

ポピュラー音楽の世界では、自分の専門ジャンルが違うミュージシャンが集まってセッションをすると、決まってブルースが演奏されます。

ジャズの世界では、ブルースは次のようなコード進行になります。



ロック系の、主にギターが主体の場合は、ブルースは、AメジャーやEメジャーなどの「シャープ系」のキーで演奏されますが、ジャズ、特に管楽器が入る場合は「フラット系」のキーが使われます。

というわけで、今回は基本となる「Fブルース」のアドリブのアプローチをご紹介したいと思います。

さて、今回ご紹介する方法は、ずばり「ブルーススケール」です。

Fブルースで使えるブルーススケールには、主に2種類あります。

・Fブルーススケール

「ファ、bラ、bシ、シ、ド、bミ」

・Dブルーススケール

「レ、ファ、ソ、#ソ、ラ、ド」

ブルース進行でのアドリブは、まずはこの2つの音階をしっかり弾けることが大切になってきます。

ただ、この2つのブルーススケールを練習する場合に気をつけることがあります。

今回は、その点について動画でご紹介しております。






●アドリブフレーズやメロディーを作るための基本中の基本

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、ジャズのアドリブやメロディーをつくる上で非常に重要な考え方をご紹介したいと思います。

アドリブやメロディーを作ってみましょう!と言うと、ピアノや鍵盤楽器が専門の人ほど陥りやすいワナがあります。

それは、五線譜を黒い音符で、ギッシリ埋めようとすることです。

今までのピアノレッスンでは、レベルが上がるごとに、音符がいっぱい書かれた難しい譜面を読んで弾くというのが当たり前になっています。

そのため、空の五線を音符で埋めないと、どうも不安な気持ちになる方が多いように感じます。

なので、時々自分が弾けないメロディーやフレーズになってしまう・・・という矛盾に陥ります。

むしろ、2分音符や全音符などの白玉を書くことの方が、歌心のあるメロディーやフレーズを作る上で、非常に需要になってきます。

今回ご紹介する動画では、こうした白玉を使って、どのようにメロディーを作っていくのかを解説しております。

ぜひ、この方法を使って、歌心のある美しいメロディー作りに挑戦してみてくださいね!!



●<動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その7

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、枯葉をホリゾンタルアプローチで捉えるアドリブの仕方をご紹介したいと思います。

ホリゾンタルというコトバは、英語の「ホライゾン」の形容詞で、「水平に」とか「地平線的に」という意味になります。

これは、ハーモニーを「横」に見るという考え方です。

ホリゾンタルアプローチは、モードジャズで使われている手法で、ビーバップよりもさらに高度な発想と練習が必要になります。

とは言っても、難しいことはさて置いて、今日から簡単に使える方法をご紹介したいと思います。

モードジャズのアプローチの導入では、ドリアンモードが主流なので、このドリアンのアプローチを元にご紹介したいと思います。

モードって何?という方には、トルネード出版より、モードの基本的な考え方をご紹介した書籍「音楽のあそび方~ポリモーダルアプローチとは?」で詳しい考え方をご紹介しておりますので、そちらをご覧いただければ幸いです。

書籍「音楽のあそび方~ポリモーダルアプローチとは?」の詳細はこちらです。

さて、先日のトーナルセンターを基準としたアプローチの仕方では、枯葉のAメロには2つの重力があることをご紹介しました。

スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その4

さて、枯葉のAメロの1~4小節の間は、重力の中心がBbです。

Bbといえば、変ロ長調、英語で表記すればBbメジャーになります。

つまり、1~4小節の間は、Bbメジャーの音階でアドリブができるというのが、記事でご紹介した内容です。

さて、Bbメジャースケール、これは見方を変えるとCドリアンスケールと同じ構成音になっています。

ということは、枯葉の1~4小節を、Bbメジャーととらえるのではなく、Cドリアン1発と捉えることも可能になるということになります。

ということは、アドリブの時点で、枯葉の1~4小節の間を、今までのコーダル(コード進行を中心とした考え方)ではなく、モーダルにとらえることが可能になるというのが、ホリゾンタルアプローチの導入になります。

詳しくは、こちらの動画をご覧ください。



もちろん、モードジャズの考え方は、ドリアンだけではなく他のモードにも展開することができますので、様々な可能性、表現方法が可能になります。

ただ、このブログの主旨とかなり離れた難しい内容になりますので、もし詳しく知りたいという方は、池袋のジャズピアノレッスンでご紹介しておりますので、ご一報いただければ幸いです。

池袋のピアノレッスンの詳細はこちらです。


●<動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その6

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

前回はバーティカルアプローチの初歩をご紹介しました。

えっ?これで初歩?と思われた方。世の中はまだまだ広いのです。^^

スケールを切り替えるだけでも大変なのに・・・

と思われた方。ご安心ください。

ピアノだって、最初は右手と左手をバラバラに動かすのも大変でしたが、10本の指をバラバラに動かせるようになりましたよね。^^

脳にはニューロンと呼ばれるパーツがあり、それが刺激を与えることによって、シナプスが繋いでいくそうです。

10本の指をばらばらに動かせるようになったのですから、スケールの切り替えもできるようになります。

さて、バーティカルアプローチには、さらに高度なやり方があります。

それは・・・

1小節(1コード)の中で、音階を切り替える手法

です。

例えば、1小節目のCmでは、Cジャズメロディックマイナースケール→Cドリアンスケールみたいに1コードでも音階を切り替えるのです。

さらに細かく音階を切り替えることで、さらに細かいニュアンス、表現の幅を広げることができるのです。

このためには、それぞれの音階がしっかり体に入っているだけではなく、自分の意思で自在に音階を使いこなすスピード感が必要になります。

そのためには脳から送られてくる信号をいち早く感知し、それを的確に動かすための神経と指先の筋肉のトレーニングが必要になってきます。

さて、1コードの中で音階を切り替えるための練習方法があります。

これがトータルサチュレーションメソッドになります。

と横文字を使うと、何だかすごい方法のように聞こえますが、簡単な方法です。

たとえばCmであれば、Cドリアンスケール、Cジャズメロディックマイナースケールを切り替えながら、しっかり自分の中で2つのスケールを分離して演奏できるようになるまで、練習を行うのです。

たとえばFオルタードドミナントスケールとFコンビネーション・オブ・ディミニッシュスケールが苦手なのであれば、しっかり分離して捉えられるようになるまで、アドリブ練習を行うのです。

こうした小さな練習を何百、何千と積み重ねていくことで、ビーバップのアドリブ演奏ができるようになります。





●<動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その5

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、いよいよバーティカルアプローチの方法をご紹介したいと思います。

これはビバップと呼ばれるジャズのアプローチで使われている考え方になりますので、少し難しくなります。

バーティカルとは、「垂直に」、つまりコードを文字通り「縦」に見る方法を意味します。

縦に見るとはどういうことでしょうか?

具体的に、枯葉のコード進行でご紹介したいと思います。



まず、1小節目のコードは「Cm」になります。

Cmはマイナーコードになりますので、マイナーコードで使える音階から、その時の気分で選んでアドリブを行います。

ちなみにマイナーコードに使える音階は、Cmの場合・・・

Cナチュラルマイナースケール

Cハーモニックマイナースケール

Cジャズメロディックマイナースケール

Cドリアンスケール

などがあります。

なので、ジャズメンは、この中から自分が表現したい音階を選んで、アドリブ表現を行います。

次の2小節目に出てくるコードは、「F7」になります。

F7はドミナントコードになりますので、ドミナントコードに使える音階を選びます。

Fミクソリディアンスケール

Fビーバップドミナントスケール

Fオルタードドミナントスケール(スーパーロクリアン)

Fコンビネーション・オブ・ディミニッシュスケール

Fリディアンb7スケール

Fホールトーンスケール

Fブルーススケール

Fメジャーペンタトニックスケール

などから音階を選んでアドリブを行います。

次に3小節目ですが、Bbはメジャーコードになるので、BbメジャースケールやBbリディアンスケールなどから自分の表現したい音階を選びます。

と、まだ3小節しか進んでいませんが、これがバーティカルアプローチのやり方になります。

バーティカルアプローチが得意になる方法があります。

それは・・・

明確にスケールを使い分ける

になります。

何となく雰囲気で・・・とか、フィーリングで・・・というのは、バーティカルアプローチでは通用しません。

まずは、音階上の音をアウトせずに演奏し、きちんと切り替えるトレーニングが必要になります。

演奏がビーバップっぽく聞こえないのは、厳密な音階の切り替えができていないことが原因のひとつになります。

詳しくは、こちらの動画をご覧ください。




●<動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その4

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、トーナルセンターを基準にアプローチするアドリブ方法をご紹介したいと思います。

さて、ここで難しい横文字が出てきました。

トーナルセンターって?何?と思われた方。

横文字に惑わされないでくださいね。^^

トーナルセンターを簡単に言うと、「調性の重力の中心」になります。

地球と火星、月をイメージしてみましょう。

地球にも、火星にも重力の中心があり、月にも重力の中心がありますね。

枯葉という曲も、3つの重力の中心があります。

枯葉のコード進行を見ながら、何のコード、また何の音が重力の中心になっているか考えてみましょう。

えっ?もう分かった!という方。

パチパチ。いいですね~^^

枯葉の重力の中心の一つが「Gm」そして、中心の音は「ソ」になります。

さらにもう一つの重力の中心は「Bb」、中心の音は「bシ」になります。

最後に見落としがちなのが、「Eb」、中心の音は「bミ」になります。

では実際に、枯葉のコード進行をみてみましょう。



Aメロの1~4小節目の重力の中心はBbになります。

ハーモニーの流れがBbに引っ張られています。

ところが、5~8小節目になって、今度は重力の中心がGm6(Gm)になり、ハーモニーの流れがGmに引っ張られています。

Bメロでは、1~4小節目はGm6、5~8小節目はBbが重力の中心になっています。

Cメロの1~3小節目はGm6、4~5小節目はEb7(Eb)が重力の中心になり、6~8小節目でまたまたGm6が重力の中心になります。

さて、ここまでのコード進行の流れを、宇宙旅行に例えてみましょう。

宇宙船は、最初月の重力に向かって引っ張られて火星に到着しますが、今度は地球に向かって進んでいき地球に到着します。(Aメロ)

再度地球を出発した宇宙船は、地球に忘れ物をしたので、いったん地球に引き返し、今度は月に向かいます。(Bメロ)

月からいったん地球に戻った宇宙船は、今度は火星に向かい、再度地球に戻ってきます。(Cメロ)

たかが枯葉のコード進行ですが、宇宙船に例えると壮大な宇宙の旅になってしまいましたね。笑

さて、ではこの宇宙の旅を、実際のアドリブに落とし込んでみましょう。

地球に向かう旅ではGm、つまりト短調の音階を使います。

月に向かう旅では、Bb、変ロ長調の音階を使います。

また、火星に向かう旅では、Eb、変ホ長調の音階を使います。

このように向かう先によってエンジンのモードを切り替えるように、使う音階を切り替えてアドリブを行うのです。

これがトーナルセンターを基準にアプローチするアドリブの概略になります。

このアプローチでは、たった3つの音階を使い分けるだけなので、そんなに難しくありません。

というわけで、今回も動画でご紹介しております。




● <動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その3

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

前回の記事で、ブルーススケールによるアドリブ方法をご紹介しました。

今回は、ブルーススケールによるアプローチを、さらに掘り下げていきたいと思います。

ブルーススケールに限らず、色々なスケール(音階)を練習するときの基本があります。

それは・・・

アドリブで弾く音を限定して、あえて制約がある中で、できる最大限の表現方法を探す

ことです。

具体的には、どういうことでしょう?

たとえば、Gブルーススケールの構成音は・・・

ソ、bシ、ド、#ド、レ、ファ

の全6音ですが、この6音から、さらに弾く音を限定します。

つまり、「#ド、レ、ファ」を弾かないという制約をつくります。

なので、「ソ、bシ、ド」だけに音を限定して、その中でどれだけの表現ができるか?を考えるのです。

限られた音だけで、どれだけの表現を作れるか?

これがポイントになります。

というわけで、今回も動画でご紹介したいと思います。






● <動画解説>スタンダード曲「枯葉(Autumn Leaves)」のアドリブの考え方その2

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、「枯葉」のアドリブのもっとも簡単な方法をご紹介したいと思います。

ブルーススケールを使ったアプローチの仕方です。

枯葉のコード進行は、通称「青本」とよばれるこの本のものを参考にしたいと思います。


(画像はクリックすると大きくなります)

さて、今回使うブルーススケールは、「Gブルーススケール」になります。

このブルーススケールは、Gマイナーペンタトニックスケール(5音音階)に、「#ド(またはbレ)」の音が加わった音階になります。

(ソ、bシ、ド、#ド、レ、ファ)

色々難しいことは置いておいて、まずは、この音階を覚えましょう。

音階を覚えるときは、いちいち音符を介在せずに、鍵盤の形を視覚的に覚えるのがコツになります。

これは脳科学的に証明できるのですが、難しいお話は今度にしたいと思います。

いずれにせよ、ピアノの88鍵を見て、端から端まで弾く音が浮かび上がってくるまでになるのが理想的です。

さて、このGブルーススケールを使って、枯葉のコード進行で最初から最後までアドリブをしてみましょう。

1回だけ弾くのではなく、何度も、またアドリブを弾く鍵盤のポジションを色々変えながら演奏してみましょう。

とにかく、レゴブロックで何かを作っていくみたく、無限の音の組み合わせに挑戦してみてください。

慣れてきたら、自分のアドリブ演奏をしばらく録音してみましょう。

あとで、自分が演奏した録音を聴いてみましょう。

録音の音源を聴くときは、特にしっくりいくところ、カッコよく聴こえるところ、いわゆる「ハ
マっているところ」に注目して聴いてみましょう。

そして、どういう弾き方をしたところが「ハマって」いるのか?さらに何故カッコよく聴こえたのか?を考えてみましょう。

間違えても、面白くないところ、カッコよくないところ、しっくりいかない演奏部分には注目しないでくださいね。

それらに注目した途端、確実に負のスパイラルに陥ります。

小さなお子さんがいらっしゃる方は、お子さんが初めてコトバをしゃべったときの喜びを思い出してみてください。

決して明瞭な単語でなかったとしても、コトバが生まれた瞬間に感動があったはずです。

ジャズのアドリブも「コトバ」なのです。