数十年ぶりにエフェクターボードを組んでみた | ジャズギターについて徒然

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数十年ぶりにエフェクターに凝ってみました。
12月にフュージョン系のライブをやることになっのですが、手元にあるのはオーバードライブとブースターとルーパーくらい。
中古でコンプレッサーやコーラスを漁り、本当に久しぶりにエフェクターボードを組み上げました。
(参考にしたのはこのサイト:http://5thriver.exp.jp/effector/howtoattach/net.php)
簡単そうに見えて5時間くらいかかってしまいました。
組み込んでみると「ジャックの抜き差しできない」とか「スイッチ踏みにくい」とか「見た目揃ってなくてカッコ悪い」とか、色々問題があり、何度かやり直した結果、写真のように納まりました。
メッシュエフェクターボード

(接続)
ブースター(HATENA)→チューナー(KORG)→コンプ(BOSS)→オーバードライブ(ILITCH)→コーラス(BOSS)→リバーブ(ONE CONTROL)→ルーパー(BOSS)

(ケーブル)
G-Spot(OYAIDE)

普通に使う人とはかなり違うと思うけど、コンセプトとして
・ブースターとリバーブは入れっぱなし。この2つのスイッチON/OFFは考えない。
・ルーパーは練習の時、座って操作するので少々踏みにくくても良い
・オーバードライブの出番は非常に少ない
というのがあったので、一般的なセッティングとは違ってます。

エフェクターボードに単純にエフェクターを並べるのと、配線や使いやすさを考えて固定していくのとでは大違いでした。実はこの写真でもガラガラに見えますが、スペース的にもう全然余裕がありません。
・配線を無理に曲げたくないので思ったよりスペースが必要
・メッシュサイズが大きいので、固定したいジャストの位置に固定できない
というのが大きな原因でした。
エフェクターボード自作を考えている人には
・エフェクターはメーカーを揃える→ジャックの位置が同じなので配線が楽
・メッシュサイズは小さめの物を選ぶ→自分の固定したい位置に納まる
・パッチケーブルは薄型にしておいた方がメリット大
という3点を強調したいです。
特に最近はやりのミニサイズエフェクターは配置しやすいと思います。
タイラップでの固定は(チューナー以外は)裏ぶたと本体の間にタイラップを挟んでいます。
裏ぶたちょっと反りますが、大丈夫でしょう(多分)
KORGのチューナーは30CMのタイラップでは全然届かず、色々試しているうちに亀甲縛りみたいになったりして、最終的に写真のような形になりました(4隅を輪っかでとめて、その輪っか同志をタイラップでぎゅっと締めてます)

入口であるブースターと出口であるルーパーは下にスペーサを入れて高くしてあります。理由はボードの淵と干渉してストレートケーブルが挿せないから。ボードを選ぶときはこのあたりも考慮した方が良かったですね。

入っているエフェクターの中でもHATENAのバリトンブースターはお気に入り。ソリッド系のギターでも線の細さを感じさせません。今は新型が出ているみたいですね。
ONE CONTROLのリバーブは何気なさが売りで、かけっ放しで全然OK。
KORGのチューナーはミュートスイッチも代用しています。このチューナーを使い始めてからチューニングにすごく気を遣うようになりました。絶対外せません。

コンプ・オーバードライブ・コーラスはおまけみたいなもので、ま、正直無くてもなんとかなるかな。
コンプは生まれて初めてマトモに向き合いました。昔はなんとなく「サステインが伸びるもの、カッティングの粒を揃えるもの」くらいの認識だったのですが、今回初めてコンプを色々なセッティングで試してみました。なかなか面白くて難しいエフェクターですね。

ここまでやって何ですが・・・BOSSのME-80をポチッちゃいました。
いや、なんかライブで使うシミュレーションしていたら面倒臭くなっちゃって・・・
俺何やってんだか・・・