TOKAI GS118 SEBを手に入れた | ジャズギターについて徒然

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またやっちまったという感じだが・・・
以前から気になっていたTOKAIのSEB構造、GS118SEBを手に入れた。
結論だけ言うと、アタリだ。
ヘッドまわり

・ペグ
 いわゆるマグナムロックタイプ。このタイプ、すごく好きな人も多いですが、私は特に好きでも嫌いでもないです。回した感じちょっと固いように思う。というより、つまむ部分が小さく滑りやすいので力が入れにくい。

ネック

・ネック
 わずかながら広く太いタイプ、力が入りやすくて好きですね。フレットの処理もさすが日本製です。大したものです。
 一つだけ残念なのはポジションマーク。ドットが小さく、しかもマークの色が黒味がかった白なのでとても見にくい。位置も左端に寄せてあるのでどうもわかりにくい。これは普通にして欲しかった。

ジョイント

・ネックジョイント
 最近はやりの角を取ったタイプでハイポジも弾きやすくなっている。

・ボディ
 最大の特徴であるSEB構造。良く鳴る。大当たりのストラトってこんな感じですよね。ギターは木工品である以上、どんな高級品でも当たりはずれがあると思いますが、それを人工的に作れるとしたら、SEBってすごい発明だと思います。しかもコスト的にも有利。SEBの事を悪く言う人も居ますが、私は素晴らしいと思います。
ブリッジ

・ブリッジ
 よくあるWilkinsonのVS100N。あえて改めて語るまでもないかな。このギターとの相性は良いと思います。
ピックアップ

・ピックアップ
 変なクセの無い素直なピックアップ。ボディの特徴を前面に押し出してこのギターにマッチしている。特にフロント、フロント&センターでのバッキングはセミアコ的エアー感もあって気持ち良い。リアについては、タッピングできるのだが、ハムバッキング時かなり太い音が出る。

色

・色
 シースルーブラックなんだが、一目ではただの黒としか見えない。明るいところでよく見ると木目が見えるという位だ。でもヘッドは本当に真っ黒なんだよね。ま、ボディもほぼ真っ黒なんで違和感ないけど。

(総合評価)
弾いていて気持ち良いギターです。SEB構造はもっと評価されて良いですね。今は生産中止になってるのですが、せっかく良いものを開発していながらセールスに結び付けられていないのは本当に勿体ない話ですね。因みにセミオーダーではSEB構造を入手できるらしいです。

(補足)
「コストを抑える為に余った材料を使ってるだけじゃないか」とか、いい加減な推測だけで不当に貶めるような記事や書き込みを目にする事がありますが、そういう記事は無視した方が良いと思います。是非、先入観抜きで試してみてほしいですね。と言ってもセミオーダー以外は製造中止なので試す機会がどんどん減っていくのでしょうが・・・惜しい。