ハワイ、上海、北京 | さすらいギターin LA

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LA在住ギタリスト・森孝人の音楽あれやこれやブログ

怒濤のハワイ、中国ツアーから帰ってきました!

いや〜、濃いツアーでした。

それぞれの印象など。

 

まず、ハワイ(ホノルル)。

実は初めてのハワイでしたが、思いのほかビルが沢山でびっくりしました。

あと、日本の匂いが結構して(日本語の看板など)、海岸沿いでなければ、大阪とか言われてもあんまわからない町並みもありましたね。ビルが雑に立っている感じ。

ただ、自然に包まれてる感が圧倒的にすごい。海と山と風と。

植物達の存在感もすごくて、歩いていて気持ちよかった。

シドニーにも似てる感じでしたね。

ハワイの人たちは、テンポ遅めで優しい感じの人が多かったです。ブルーノートのサウンドガイも用事があって控え室に来たのにそのまま音楽の話に没頭して何しに来たのか忘れてたり。笑

(ただ、彼は腕はすごく良かった。バンドも皆彼を連れて帰りたいと言ってました)

やっぱ、自然がすごいところってある意味諦めて生きる精神があるのかな、と思いますね。

どうあがいても自然には勝てない。ケセラセラ。

僕らのショーも、観光地ならではの色んな人種の客層で、なかなか良い感じで盛り上がってました。

 

上海。

なんと、30年ぶりの中国でしたが、もう次々に中国語で話しかけられましたね。僕の顔つきは多分かなり中国的なのかな。

アメリカでもヒゲ生やしてるので日本人かと言われるけど、案外典型的な日本人の顔ではない気が自分でもします。

大学の時に学んだ中国語を少し話すと、大抵中国人に見られます。今回中国には5日間いましたが、結構思い出しましたね、色んな中国語を。

上海では、ブルーノートの賄いとホテルの朝ご飯意外は、チャレンジしてローカルのお店で食べてみました。

英語はほぼ通じないですね。あと、クレジットカードもダメ。

初日にバンドで鍋料理屋に行ったんですが、会計時にそれを初めて知って慌てました。笑

ジェスチャーで隣のビルにATMがあるのを教えてもらって、お金おろしてきました。ATMマシーンも中国語でまごつきましたが。

翌日はお昼に1人で小さな定食屋みたいなとこに行きました。

メニュー見てもわからないので写真があった水餃子を指差して注文。これがめちゃ旨かった。値段は200円弱。。。

街自体は、川を中心に古い英国統治時代のビルが沢山あって、雰囲気としては東京に似てると思いました。

無秩序な電動スクーター軍団がいる以外は。笑

ブルーノートは、割と最近オープンしたみたいでした。

スタッフも1人バークリーに行っていた子がいて英語が話せて色々助かりました。

サウンドも良かったですね。

僕も初日は割と大人しい感じになってしまったんですが、2日目はいい感じだったかな?

割とストレートアヘッドなジャズを期待してるのか、ロックっぽいソロ弾くと、「?」な反応でしたが。。。苦笑

 

北京。

なんと上海から北京へは新幹線での移動でした。

朝の上海駅の混雑ぶりは想像を絶しましたね。

東京も人が多いですけど、狭い中に沢山人がいるから多く感じるところもあると思います。

上海駅はとにかく広いんです。なのに人が埋め尽くしている。。

もう既にテクノロジーでは追い越されてますけど、更にこの人数ですから、今後とても日本には勝てないでしょうね。残念ながら。

北京につくと、先ず驚いたのが運転の荒さ。

ブルーノートのスタッフの運転なのにめちゃ荒い。

サウンドチェックが近いからかなとも思ったんだけど、ギグの後の運転も驚愕の荒さ。笑

片側3車線の大通りの交差点で、一番外側から、赤信号でUターンして、おいおいマジか!と皆なりましたよ。

あと北京は、街が平らで広い感じ。大通りが整然と広がっていて、歩道も広くて、ビルが沢山並んでる感じ。

行ったこと無いけど札幌とかこんな感じなのかな?

ブルーノートはゲートコミュニティーの中にあって、その中庭から地下に降りる階段からアクセス、という変わったロケーションですが、秘密の会員制クラブみたいな特別感がありました。

お店の作りも凝っていて、地下1階がロビーになっていて、天井がレコード盤を模したデザインになってたり、ジャズバンドを模したオブジェがあったり。

で、更に階段を下るとライブスペースがあって。

それもステージに行くには階段を下る感じ。

高級感はブルーノート東京よりもあるかも。

サウンドは、サウンドマン一人で、サウンドチェックも見てる人は沢山いるんだけど、ほぼ誰も仕事してない感じでしたね。。。

お客さんは上海よりもノリが良かったです。

ギターソロも盛り上がってくれたし。笑

アンコールまでありましたし。

サックスのマイクがすぐに落下したり、ドラムのペダルが壊れたり、しかも両方ともしばらく誰もヘルプに来てくれなかったり、そういう部分は日本でやるのとは大違いでしたね。

そういうのは、なかなか変わらないかもしれないですね。

中国の人たちは良く言えば豪快、悪く言えば大雑把な感じ。

勿論個人差ありますが、全体的にそういう傾向を感じました。

アメリカから行くとまあ許容範囲内ですが日本からいくと戸惑うかもしれないですね。

 

最終日はオフだったので、バンドで万里の長城まで行きました。

ここでも中国人と間違えられて、あなたはヒゲそれば中国人だとまで言われました。笑

 

そんな感じの1週間でした。

ギター弾いてなかったら体験できない楽しい旅でしたね。

中国ではメール(Gmail)、SNSが使えないので結構不便でしたね。普段それらに依存してるのがよくわかりました。。

 

写真及びビデオはインスタグラムに上げてますので、よければチェックしてみてください!

 

万里の長城にて