「我らが隣人の犯罪」
言わずもがな、知ってる人のが多いんでしょう、
宮部みゆきさんの短編集です。
私にとってはこれが初めての宮部みゆきでした。
この人は、なんていうか、うまい、としか言えないです。
小説の運び方も、登場人物の色づけも。
小説を構成しているものに無駄がなくて、
でも厚みと面白さは、充分にある・・・って感じです。
友達に薦められて読んだのですが正解!ありがとう!
この短編集のなかですきなのは、
「気分は自殺志願」かなぁ・・・。
自殺したがってる味覚障害者の老人が
(しかも、レストランで働いている)、
若手のミステリー作家に
「自殺だと判らないような自殺」の仕方を
尋ねます。そして、そのミステリー作家は
老人が死ななくていいように、ある案をだす。
ってな物語なんですけど。
すき、というかテンポと中田さんが気に入りなんです。
読んで「あぁ・・!」とやられたー、と思ったのは、
「我らが隣人の犯罪」。
タイトルにも、なるほどね、と思いました。
うあー!久しぶりに新しいすきな作家さんに出会えたー!
もう私のなかで「すき」決定です。