「あたしがね、ゴスロリすきなのね、

なんていうか、反動だったんだよ」

「反動」

「あたし、小学校まで自分のこと

オトコだと思ってたんだよねぇ」

「え」

「変だよねぇ。まーちゃんとも

双子だけど顔似てないしさぁ、

でもまーちゃんと何でも一緒がよくてね、」

「うん」

「だから、ショックだったの、ショック」

「みーちゃんがオンナだったことが、」

「そうそうそう、えっ、アタシ、オンナなのぅ、って」

「・・・・・・」

「もう、そしたらねぇ、私それまで木登りとかしてたし、

スカート嫌だったし、ピンクも嫌いで、」

「だけど、」

「うん、反動でね、変なオンナノコオンナノコした方に

走っちゃったぁ、えへへ」

「笑い事じゃないじゃん」

「笑うしかできないんだもん」

「そんなにショックだったの」

「うーん、別にまーちゃんがオトコっぽかったのか、

って言われたら、そうじゃないし、

別にまーちゃんのせいじゃないし、

私の問題だし、今は心からゴスロリすきだし、」

「そうじゃなくて」

「あぁー、アタシ、まーちゃんと、

違う生き物だったのかぁ、って悲しかったぁっ」

「みーちゃん」

「悲しかったぁっ」

「・・・うん」

 

ゴスロリ美少女とマロンパフェ命のギャル