川渡温泉 玉造荘 [閉館] | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

還暦過ぎて鳴子温泉郷に夫婦で泊まる事が楽しみになり、どうせならブログで紹介して宿泊施設選定の一助になればと思い始めることにしました。まだまだ宿泊した施設数は少なく、これからもっと増やしていく予定です。

2022年10月投宿

 

玉造荘は2022年12月をもって閉館されました、これは自分の備忘録として記しておきます。

 

2022年の8月頃だったかニュースで玉造荘が閉館すると知りました、丁度私達も鳴子に泊まり始めた頃でして、これは閉館前に絶対泊まっておこうと考え9月に露天付別館を予約しました。そうしておった所、施設に10年お世話になっていた母が9月に突然他界してしまい予約はキャンセルせざるを得なくなりました。母の葬儀が無事済んでから、玉造荘の事が頭をよぎり又予約するか迷ったのですが49日が過ぎれば大丈夫かなと思い10月下旬に決行することにしました。ところが露天付別館は既に閉館まで予約が埋まってしまい、仕方なく檜風呂付別館にしました。私の母はとにかく大の旅行好きで病気で倒れるまでは暇さえあれば何処かに出かけるような人でした、そんな母だったので私達の事も笑って許してくれた筈だよね。

 

田舎では葬儀の後というのはいろいろと忙しく、7日ごとの当たり日などは親戚やご近所の方々が訪れますし、様々な手続きも次から次とあって本当に息つく暇もない毎日でした、それも49日が過ぎると大体の事は終わります。父の介護もしつつですから既に身体も精神も疲労困憊でした。この時は本当に10月下旬に予約していて良かったなぁとつくづく実感しました、温泉が待ち遠しいなんて初めての経験でした。

 

出発日、まぁいくら49日が過ぎたとはいえ出掛けるのをご近所さんに見られるのはマズイって事で隠れながらの出発でした(笑)

 

今は閉館した玉造荘

 

温泉内湯付別館(離れ)表側

 

玄関側、車一台分の道路対面に露天付別館があります。

 

洗面所

 

シャワートイレ

 

檜風呂、結構熱くて一生懸命湯もみしました。加水は出来るけどなるべく掛け流しでね。

本館は1号と2号の混合泉だけど離れだけ1号泉単独です。

 

二間続きの和室

 

窓からの景色

 

お茶請け、この「ぴりりしいたけ」がビールのつまみになった

 

夕食、車で部屋まで運んでくれました。

 

こんなんでいいからお品書きは欲しい

 

山菜蕎麦

 

効能の立て看板も古くなりました

 

フロント

 

 

朝食会場、意外と立派

 

朝食、これで十分

 

朝食後コーヒーのサービス

 

休業中のレストランでコーヒー飲みながらの景色、天気も快晴で最高の景観ですね、広いし勿体ないよね。どこかで買い取って5棟ぐらいの離れ作って高級旅館でもやればいいのにと思った。

 

 

普段は大浴場なども入るのですが、この時は相当疲れていたのか一歩も外に出る余力が無く、内風呂だけで過ごしました。この時の湯温は高くて湯もみを一生懸命やってようやく入れるって感じでした、お湯は色も含めて藤島旅館とは少し違う感じがしましたが同じ系統だとは思います。

 

部屋の広さは十分でしたけど、エアコンの音が壊れる寸前みたいな酷い音で大変でした。でもやっぱり温泉はいいですね、家に帰ってから元気出ましたから。

 

玉造荘は学校の先生などの保養所だったみたいで、先日同級生の集まりで話してたら学校事務だったヤツとかも結構来てたみたい、ある一人は露天付別館に泊まったことあるって言ってました、悔しいけどもうどうにもなりません、俺も露天付に泊りたかったぁ~。

 

 

玉造荘1号泉

泉質・含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉

泉温・52.3度

ph値・7.6

 

温泉内湯付別館525号室

エアコン、シャワートイレ、源泉掛け流しの内湯付

2人で31200円(各種税金込)