海外ライブの可能性(3) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日3月7日は、2012年、BABYMETAL初のスプリットシングル「BABYMETAL×キバオブアキバ」がリリースされた日DEATH。
 

<2021年3月7日現在>                
PCR検査数    累積8,586,120     2月7日    7,221,664     直近1ヶ月1,364,456 
陽性判定数    累積438,956     2月7日    403,435     直近1ヶ月35,521 
死者数        累積8,227     2月7日    6,338         直近1ヶ月1,889 
致死率        累積1.87%    2月7日    1.57%        直近1ヶ月5.32%
(データ元:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料」)    

●イリノイ州…人口1,274万人 累計感染者数120万人 累計死亡者数2万2902人
・シカゴ(2015年公演、2016年公演、2019年公演)
→シカゴの1週間平均1日当たり感染者数は、11月21日に11,913人だったが、3月4日は1766人。
→3月2日、シカゴ市は、バー/レストランや会合等に課されていた上限人数や営業時間等を、同日から更に緩和すると発表した。

●オハイオ州…人口1,169万人 累計感染者数97.4万人 累計死亡者数1万6750人
・コロンバス(2015年Rock on the Range、2016年APMA、2018年Rock on the Range)
→州全体の1週間平均1日当たり感染者数は、12月13日に1万2529人だったが、3月4日は1725人。

●ミシガン州…人口1,000万人 累計感染者数65.3万人 累計死亡者数1万6580人
・デトロイト(2016年公演、2019年公演)
→デトロイトの1週間平均1日当たり感染者数は、12月2日に7172人だったが、3月4日は1403人。

●ミネソタ州…人口561万人 累計感染者数48.7万人 累計死亡者数6,589人
・セントポール(2019年公演)
→セントポールの1週間平均1日当たり感染者数は、11月20日に7052人だったが、3月5日は742人。
→2月12日、ウォルツ州知事は、バー、レストラン、屋内イベントなどへの制限を一部緩和する行政命令に署名した。

●ウィスコンシン州…人口581万人 累計感染者数62万人 累計死亡者数7087人
・サマーセット(2016年Northern Invasion)
→ウィスコンシン州の1週間平均1日当たり感染者数は、11月18日に7045人だったが、3月5日は662人。

●ミズーリ州…人口613万人 累計感染者数51.9万人 累計死亡者数8,571人
・カンザスシティ(2018年公演、2019年公演)
→カンザスシティの1週間平均1日当たり感染者数は、11月18日に5154人だったが、3月5日は461人。

 

●テキサス州…人口2870万人 累計感染者数268万人 累計死亡者数4万4913人
・オースティン(2018年公演)
・ダラス(2018年公演、2019年公演)
・ヒューストン(2018年公演)
→ダラスの1週間平均1日当たり感染者数は、1月15日に2万2920人だったが、3月5日は6457人。

●テネシー州…人口677万人 累計感染者数76.6万人 累計死亡者数1万1407人
・ナッシュビル(2018年公演)
→ナッシュビルの1週間平均1日当たり感染者数は、12月18日に9193人だったが、3月5日は1136人。

●コロラド州…人口570万人 累計感染者数43.5万人 累計死亡者数6,064人
・デンバー(2014年Lady GAGA前座、2019年公演)
→デンバーの1週間平均1日当たり感染者数は、11月22日に4984人だったが、3月5日は1196人。

●アリゾナ州…人口717万人 累計感染者数82.1万人 累計死亡者数1万6185人
・フェニックス(2014年Lady GAGA前座)
・テンピ(2019年公演)
→アリゾナ州の1週間平均1日当たり感染者数は、1月8日に10391人だったが、3月5日は1148人。

●ネバダ州…人口303万人 累計感染者数29.5万人 累計死亡者数5,005人
・ラスベガス(2014年Lady GAGA前座、2019年公演)
・ステートライン(2014年Lady GAGA前座)
→ネバダ州の1週間平均1日当たり感染者数は、12月10日に2727人だったが、3月5日は344人。

●ユタ州…人口316万人 累計感染者数37.3万人 累計死亡者数1,965人
・ソルトレークシティ(2014年Lady GAGA前座、2019年公演)
→ソルトレークシティの1週間平均1日当たり感染者数は、1月8日に3500人だったが、3月5日は541人。

 

●ニューメキシコ州…人口210万人 累計感染者数18.6万人 累計死亡者数3,771人
・アルバカーキ(2017年KOЯN)
→ニューメキシコ州の1週間平均1日当たり感染者数は、11月24日に2670人だったが、3月5日は246人。

●アイダホ州…人口175万人 累計感染者数17.3万人 累計死亡者数1,879人
・ナンパ(2017年前KOЯN)
→アイダホ州の1週間平均1日当たり感染者数は、12月10日に1639人だったが、3月5日は265人。

●カリフォルニア州…人口3956万人 累計感染者数358万人 累計死亡者数5万3308人
・ロサンゼルス(2014年公演、2016年公演、2017年公演、2019年公演)
・イングルウッド(2017年KOЯN)
・サンフランシスコ(2016年公演、2019年公演)
・チュラビスタ(2017年KOЯN)
・マウンテンビュー(2017年前KOЯN)
・オーバーン(2017年前KOЯN)
・サクラメント(2019年After Shock)
→ロサンゼルスの1週間平均1日当たり感染者数は、1月4日に4万4197人とピークを記録したが、3月5日現在は4448人まで減った。
→カリフォルニア州南部ロサンゼルス郡は東京都や武漢市と同等の人口約1000万人で、2020年5月ごろは、感染封じ込めに成功していたといわれたが、年末には新規感染者が毎日1万5000人を超え、ピーク時には集中治療室(ICU)が満床で患者が廊下だけでなく、病院の外にまで溢れ、6分に1人が亡くなるという最悪の事態に陥った。
だが、2021年2月に入り、新規感染者が減少傾向に転じたため、昨年12月6日から実施していた2度目のロックダウンを解除し、飲食店の屋外営業の再開を認め、閉鎖されていた理美容室やジムなども営業を再開している。
-飲食店は、去年3月にいったん営業禁止になり、5月に営業が再開されたが、ハロウィーン、感謝祭から年末にかけて再び感染状況が悪化したため、営業が禁止となっていた。現在は、飲食店は屋外飲食のみ可能で、50%以下の収容人数での営業が認められるが、ソーシャルディスタンス確保のために各テーブル間は約2.5m離すことや1テーブルには最大6名まで、同一世帯の人に限る。スポーツ観戦のための長時間滞留を避けるため、テレビの設置は禁止されている。
-博物館・動物園・水族館は、収容人数50%で屋外営業のみ可。
-ミニゴルフ場、ゴーカート場、バッティングセンター、スポーツジムは、収容人数50%で屋外営業可。
-ヘアサロン、理髪店、ネイルサロンなどは収容人数25%で屋内営業可。
-ショッピングモールやショッピングセンター、小売店も収容人数25%で屋内営業可。
-ホテルはビジネスの他、個人旅行者や観光客の受け入れ可能。
-学校の授業は2020年3月からオンラインのみ。
-公園のバスケコートやサッカー場は使用禁止のテープが貼られたまま。

 

●ワシントン州…人口754万人 累計感染者数34.6万人 累計死亡者数5,081人
・シアトル(2016年公演、2019年公演)
→シアトルの1週間平均1日当たり感染者数は、12月13日に3411人だったが、3月5日現在は685人。
→3月1日州知事宣言により、ワシントン州においても、海外から入国する全ての渡航者に対する到着3日前のウイルス検査陰性証明もしくは治癒を示す証明書の提出が義務化された。なお、陰性証明書があっても10日間の自主隔離を要するが、5日目にPCR検査を受けて陰性なら、以降の自主隔離は免除。

 

●オレゴン州…人口419万人 累計感染者数15.7万人 累計死亡者数2,284人
・ポートランド(2019年公演)
→オレゴン州の1週間平均1日当たり感染者数は、12月4日に1515人だったが、3月5日現在は298人。

以上見てきたように、アメリカ各州、主要都市では、11月~1月に感染者のピークを迎えたが、2月に入って減少傾向に転じ、各種の規制が緩和されつつある状況である。
ただし、ピークの感染者数も、減少に転じた現在も、人口比にして日本の数十倍の規模である。
もし、日本がアメリカの一州なら、間違いなく「ほぼ感染が終息した」と言われるだろう。
だからこそ、アメリカでは英国やイラン、ブラジル、南アフリカなどからの入国者には厳しいが、日本からの渡航者に対しては、出発3日以内の陰性証明書があれば、比較的自由に入国を認めているのだろう。
なお、コロラド州・カリフォルニア州・フロリダ州などでいわゆる「変異種」の感染者が確認されており、国内でも、これらの州から来る人に関しては、受け入れる州や市が制限を設けている場合もある(シカゴ市など)ので、これらの州を経由して国内を移動するには事前によく調査する必要がある。
肝心の大規模有観客イベントは、現実問題として極めて難しい状況である。
日本ではすでにプロ野球のオープン戦が10 BABYMETAL BUDOKANのような一座席置きの形で有観客試合となっているが、アメリカMLBのオープン戦は無観客で行われており、展示会などの大規模屋内イベントは完全オンラインとなっている。
したがって、BABYMETALが渡米してライブツアーを行うのは、まだ無理なようだ。
もし、アメリカツアーが実施できるとしたら、MLBファンで知られるファウチ博士がいうように早くても初夏を迎える頃、有観客試合が開催できるようになってからだろう。

BABYMETALは2014年以来、毎年アメリカでライブツアーを行ってきた。
行けないことで、かえってその地のファンの顔、ライブの様子が強く思い出される。
「離れていても心は一つ。」
かつて2014年のLady GAGAツアー帯同で、さくら学院生徒会長なのにTIF2014に参加できなかったときのMOAの名言である。

ぼく自身、2016年のCarolina Rebellion、2017年のレッチリツアー、ハリウッド公演など、アメリカのライブで出会った現地ファンの方たちの顔を思い出しながら、この言葉を心に刻む今日この頃である。

(つづく)