10 BABYMETAL BUDOKANⅤ | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日2月19日は、2016年、「Metal Resistance」の曲目、アートワークが発表され、2020年、イギリス・グラスゴー公演@Barrowlandが行われ、2021年には10 BABYMETAL BUDOKAN -DOOMSDAY-Ⅴが行われた日DEATH。


10 BABYMETAL BUDOKANの折り返しとなる5日目。
ぼくは19-20日と抜けられない仕事が入っていて参加できなかったが、セトリは大幅に変わったようだ。
ネタバレになるので、明日行く人は、見ない方がいいかもです。

<2021年2月19日10 BABYMETAL BUDOKAN -DOOMSDAY-Ⅴセットリスト>
※未確定情報含む。
01.    新曲(インスト)
02.    イジメ、ダメ、ゼッタイ
03.    ギミチョコ!!
04.    ド・キ・ド・キ☆モーニング
05.    おねだり大作戦
06.    紅月-アカツキ-(新アレンジ)
07.    Distorition
08.    PAPAYA!!
09.    メギツネ
10.    KARATE
11.    ヘドバンギャー!!
<Uncall>
12.    THE ONE
13.    Road of Resistance
神バンド: ISAO(南西G)BOH(北西B)青山秀樹(北東D)大村孝佳(南東G)
アベンジャー:岡崎百々子

開演前、花道にⅠ~Ⅳにはあったドラムが撤去されていたので、「In The Name Of」スタートではないことが予想されていた。
18:30過ぎ、客電が消え、例によってKOBAMETALによる「前説」が始まった。今日もまたDYSTOPIAと「奪われた声」の代わりに、手拍子、足拍子、ビッグ・ウェイヴ・ヘドバンの練習があり、ライブがはじまった。
直接観ていないのでもどかしいが、オープニングは「BABY METAL DEATH」のインストバージョンで、三人は磔で登場したという。ツイッターでは「新曲?」というものもあったから、BMDを知らない世代がいるのだ!そこから、2曲目は「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。Ⅰ~Ⅳのフィニッシュ曲を1発目に持ってくるのがBABYMETALらしい。
4曲目「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の後、懐かしい「紙芝居」が入り、5曲目、6曲目は、このブログ2月15日付「セトリは変わるか」で予想したように、「おねだり大作戦」から、SU-がマントを翻して歌うソロ「紅月-アカツキ-」となった。
ただし、「おねだり大作戦」はMOA&MOMOKOの新BBMではなく、MOAソロ+多数のダンサーというパフォーマンスだったという。身長がMOAより低かったというから、さくら学院の現メンバーかもしれない。
そして、ベビメタ史に詳しい方なら、このセトリ順が2012年10月6日のLegend “I”の再現であり、「紅月-アカツキ-」といえば2017年12月の広島GAでの「過去の自分との死闘」、2018年Darksideの欧米人を魅了したサポートダンサー二人の殺陣を思い出すだろう。
やっぱり、10 BABYMETAL BUDOKANは、BABYMETAL結成10周年を記念した「名場面集」なのである。
ちなみに、「おねだり大作戦」は、2016年9月20日の東京ドームBlack Night以来の生演奏である。
古参組にとっては、涙ちょちょぎれるシークエンスが終わると、7曲目「Distortion」、8曲目「PAPAYA!!」と続き、9曲目「メギツネ」で、熱狂は頂点に達した。前回同様、ビッグ・ウェイヴ・ヘドバンからの「On the count of three, le’ts jump up with the FOXGOD. Are you ready? Are you Ready? 1,2,123! Jump!」で日本武道館が一体化した。
赤い照明の「メギツネ」のあとは、青い照明に変わり、10曲目「KARATE」、そしてBABYMETALが「変わる」ことを象徴する11曲目「ヘドバンギャー!!」が本編のフィニッシュ。
そして「MCもアンコールもない」というコピーが遠い過去になったかのように、むしろ定番となった「ベイビーメート―××××」のアンコールのあと、12曲目「THE ONE」が響き渡り、13曲目「Road of Resistance」で大団円となった。


曲中、SU-METALは、「私達にとって大切な場所、武道館でまたライブが出来ること、本当に幸せだなぁって思ってます。みなさん、今日は来てくれてありがとうー!!!」と日本語で観客に呼びかけたという。
Ⅲ、Ⅳよりも言葉遣いが丁寧になっているが、その表情や熱量は在宅のぼくらにも伝わってくる。
二日単位でセトリが変わるので、ぼくはきっと「おねだり大作戦」と「紅月-アカツキ-」は見られないだろう。
だが、その代わり、3月のⅦ、Ⅷ、4月のⅨはチケットを確保した。
最終日のⅩは落選してしまったので、リセールに期待しているが、どうなるかわからない。
いずれにせよ、ここまで、BABYMETALは順調に10 BABYMETAL BUDOKANを進めている。
日本武道館での4か月連続10回公演。それも「緊急事態宣言」発令中の東京のど真ん中である。なぜ、この偉業があまりマスコミ報道されないのか不思議でならない。すでに日本がDYSTOPIAと化しているからなのか。
だがBABYMETALは、日本武道館に雄々しく立ち続けている。彼女たちこそ、世界が待ち望む「コロナ明け」の救世主だ。