ワクチンは犬である | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★本日1月8日は過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

ぼくの住む神奈川県でも今日から「緊急事態」に入ったはずなのだが、目の前の道を通る通勤・通学者は、昨日までとほとんど変わらない。近所のドラッグストアでは、トイレットペーパーやティッシュなどを「おひとり様1アイテムまで」と制限しているため、4月~5月に起こったような「買占め」は見られない。ただ、一度トイレットペーパーを買って家に戻り、時間をおいてまた同じ店でトイレットペーパーを買うという心理状態に陥っている中年女性を1人だけ見かけた。
日本人は、昨年のバカげたパニック状況に対する「免疫」を獲得したのかもしれない。
もっとも、また地上波テレビの「○○が売り切れ」という煽り報道が始まれば別だが。
BABYMETALオフィシャルサイトでも、10 BABYMETAL BUDOKAN開催に関する特段の変更点はアナウンスされていない。もともと10公演やるというのは、知名度は高いが、意外に定員の少ない日本武道館を使って、一般販売前にTHE ONE限定で5000人を売り切り、状況によっては一般販売をやめて5000人×10公演でもいいつもりで企画されたのかもしれない。
だとすると、BABYMETAL運営は、菅政権下の「緊急事態宣言」がこうなることも想定していたのだろう。Good Jobである。
もっとも、小池百合子東京都知事が菅首相の方針を「生ぬるい」とか言い出し、イベント全面禁止とかいうファシスト的本性をむき出しにしないとも限らない。
とりわけ、「ネトウヨ」が彼女を攻撃すればするほど、「その反対」をやるのが彼女の常なので、このブログがそう取られないように、あらかじめ言っておく。ユリコ、あんたは世界の女性政治リーダーの中で一番綺麗でカッコいい。愛してるぜ。

菅首相が表向き「緊急事態」を宣言しつつも、実際には飲食店の時短とリモートワークだけを「要請」し、5000人までのスポーツ、コンサート等のイベントは実施可能というコンフィギュレーションをコロナ対策として打ち出したのは、もちろん、東京オリンピック開催を見据えてのことである。
確かに数日前、二階自民党幹事長は、「東京オリンピック開催の国会議員決議をとるべきだ」と発言していた。これでつながるよね。
マスメディアによれば、現在日本は「感染拡大が止まらない」状況なのだが、どんなに「感染者」が増えても、少なくとも5000人までなら大勢の観客が集まってもいいという政府の「公式見解」がなければ、オリンピック開催などできないからだ。
ぼくが予想した通り、マスコミはこれに猛反対していない。

ニュースショーに登場する「専門家」ですら「5000人までのイベント可能」を批判しない。

見事なほどに統制が取れているのは、局ディレクターの指示があるからだろう。

マスメディアは高いCT値のPCR検査で検出された陽性判定者を「感染拡大」と煽っておきながら、東京オリンピックは開催したいのだ。わははははははは、は。(Copyright ©筒井康隆)
そして彼らが口々に言うのは、「本当にコロナ禍から脱却するには」、ワクチンが接種され始めることだということである。

ワクチンとは、弱毒化または無毒化された病原体(ウイルス)=「抗原」を接種して軽度の罹患状態を起こし、体内に「抗体」を産生させ、免疫を獲得させるものである。
人体が抗体を産生する期間は、接種または罹患した抗原の強度に比例する。
例えば、あるウイルスに感染し重症化した人では、半年以上もそのウイルスに対する抗体が産生され続けるが、軽症の場合、あるいはワクチン接種によって産生した抗体は数週間~1か月で消えてしまう。ただし、人体は一度産生した抗体の記憶を獲得するので、同じウイルスが侵入した場合はただちに再びそのウイルスに対する抗体が産生される。
その意味で、ワクチンは人体が持つ免疫機能を利用した人類史上の輝かしい発明である。
生きたウイルスを使ったものは生ワクチン、化学薬品などで処理したウイルスを抗原として用いたものを不活性ワクチンという。
ジェンナーの牛痘法(1792年)や、日本の秋月藩(福岡藩の支藩)の藩医だった緒方春朔が開発した人痘法(1789年)が、素朴な生ワクチンだったのに対して、現代のワクチンは、ほとんどが不活性化ワクチンである。その代表がインフルエンザワクチンで、三種混合ワクチンはその一種であるトキソイドワクチンである。
不活性化ワクチンは、副作用(副反応)が起こる可能性が低い(ゼロではない)代わりに、複数回接種しなければならなかったり、抗体産生を促進するアルミ製剤(アジュバント)を併用しなければならなかったりする。
それでも副作用は一定の割合で発生するので、日本では、1994年に、かつてぼくらの世代が必ずやらされていた学校での強制的なインフルエンザワクチン注射は終わった。また、子宮頸がん(HPV)ワクチンは、抗体産生促進用のアジュバント(アルミ製剤)による強烈な痛みがあり、重篤な副作用もあったため、、積極的な勧奨をとりやめた経緯がある。
こうして1980年代までは「ワクチン先進国」と呼ばれた日本のワクチン製造は、「儲からない」ため、大手製薬会社が手を出さない分野になっていた。
ところが現在、武漢ウイルスワクチンの開発には、米国Pfizer(売上高世界第1位)、英国AstraZeneca(同第7位)など、世界的な医薬品メーカーが名乗りを上げている。
ちなみに外資の傘下になることを免れている日本のトップ医薬品メーカー武田製薬は、売上高では世界12位だが、武漢ウイルスワクチンの開発にも取り組んでいる。

これまでワクチンに手を出さなかったトップ医薬品メーカーが、なぜ、武漢ウイルスに限って積極的に開発に乗り出しているのかは、極めて不可解である。

それはともかく、「敵」である病原体を取りこんで、人間のために働かせるという意味で、ワクチンは犬に似ている。
人類は歴史の黎明期から、狼という恐ろしい敵を飼いならして犬という家畜にし、番犬、牧羊犬、狩猟犬、ペットなどとして人間に奉仕させているからである。
犬は飼いならされているとはいえ、もとは狼であり、自然界に存在する動物であることに変わりはない。
その点、欧米で接種が始まった武漢ウイルスワクチンは、全く異質である。
武漢ウイルス(COVID-19、新型コロナウイルス)そのものが、中国の科学者が杜撰な実験で作ったとされることもあるが、そこを強調しすぎると、現に全世界8600万人に及ぶ「感染者」の95%以上が、発症しないか、発症しても免疫機能によって治癒しているという事実が忘れられてしまう。つまり新型だろうと変異種だろうと、人類は武漢ウイルスに対する免疫を自然に獲得できるのだ。
ところが、医療マフィアの意を汲んだマスメディアは、ワクチンこそ「パンデミック」を終結させる切り札であるかのように報道し、それに突き動かされた各国政府も、莫大な国費を使って、国民へのワクチン接種を義務づけようとしている。
米Pfizer、米Moderna、英AstraZenecaなどの大手医薬品メーカーが、1年に満たない期間に速成した武漢ウイルスワクチンは、紛れもなく遺伝子工学によって作られた、自然界に存在しない抗原である。
言ってみれば、人工的に作られたかもしれない新種の狼に対して、ロボット犬を人間界に持ち込むということである。
新種の狼用に開発されたロボット犬だから、確かに有効なのだと思う。
だがその一方、公表された治験結果だけでも、従来のインフルエンザワクチンなどに比べて、副作用が起きる確率は高い。


米Pfizer社と独BioNTechが共同開発したmRNAワクチン(開発番号:BNT162b2)、米Moderna社が開発したmRNAベースのワクチン(同:mRNA-1273)は、いずれも遺伝子工学で作られ、接種を受けた人の細胞に免疫反応を起こすよう指示するメッセンジャーRNAを活用しているという点で従来のワクチンとは異なる。
また、英Oxford大学と英AstraZeneca社が開発したワクチン(同:AZD1222)は、武漢ウイルスの遺伝子を他の弱毒性ウイルスに組み込んだベクターワクチンである。
mRNAワクチンやベクターワクチンは、これまで承認された例がほとんどなく、投与実績が蓄積されていない。武漢ウイルス対策として現在想定されているような全世界数十億人単位で用いられるのは、今回が初めてである。
米Pfizer社のワクチンは、アメリカ、イギリスですでに接種が始まっており、昨年12月18日には日本の厚生労働省に対して製造販売承認を申請している。
申請時の治験資料は、医学専門誌『The New England Journal of Medicine』に掲載され、だれでも閲覧できる。


その論文によると、治験参加者は、43,448人で、このうち本当にワクチンを接種した21,720人のうち、2回目の接種から少なくとも7日後に新型コロナウイルス感染症を発症した患者は8人。
一方、生理食塩水のプラセボ(偽薬)を接種した21,728人では162人が発症した。
8:162なので、Pfizer社はワクチンの有効率を95%と表現している。
副作用については、ワクチンを接種した人のうち、グレード3(日常生活ができないレベル)の有害現象(副作用かどうかは不明)は、疲労(3.8%)や頭痛(2.0%)があったという。
また、英国でPfizer社のワクチン接種が始まったあと、接種した医療関係者2名が、アナフィラキシー反応(即時型のアレルギー反応)を起こしたという。ただし、この二人はいずれもアナフィラキシーの既往症があり、緊急使用の注射薬エピネフリン(エピペン)を携帯していた。
こうしたネガティブデータは、本来、全社の治験データが日本語で公開されるべきだが、まとまったサイトはどこにも存在しない。ただ「Pfizer社のワクチンは有効性95%」「AstraZeneca社のワクチンは94.5%」といったマスコミ報道があるだけで、とりわけ重要な副作用(副反応)のデータはほとんどない。
英AstraZeneca社のワクチンは、有効率94.5%とされるが、英国内の治験データでは、12,000人以上の参加者の中には両親の同意を得た5歳以上の子どもが含まれていたのに、12月10日に更新されたデータから子どもが除外されていたことが12月14日の米国立医学図書館の査読で分かった。AstraZeneca社は現時点でコメント要請に応じていないという。一体何があったのだろう。
こうした事実を追っていくと、とても武漢ウイルスの速成ワクチンを接種しようという気にはなれない。
ぼくらがマスメディアにダマされないようにするためには、数字のマジックに気をつけることだ。
まず、この有効性95%、94.5%という数字の意味は、あくまで発症予防効果であり、「感染」予防効果ではないことに留意したい。

今の日本のPCR検査では「たった5匹の武漢ウイルスの死骸」が鼻にくっついただけで「陽性」になってしまい、それをマスメディアは「感染」といっているのだが、ワクチンを接種したところで、街中あるいは病院内に浮遊する武漢ウイルスの死骸が鼻にくっつくのを防いでくれるわけではない。バリアじゃないんだから。だから、ワクチン接種の効果で「発症者」が減っても、今のような報道を続けている限り「感染者」は減らない、ゼッタイ。

さらにいえば、同数の対照群を比較した時、プラセボ(偽薬)群で100例が、ワクチン群で5例が発症すれば、有効性は95%になるというだけであり、「あなたがワクチンを接種すると95%の確率で発症しない」ということではない。
仮に、間違ってそう思ったとしても、ワクチンを打った方が武漢ウイルスに罹りにくくなるというわけではないことは、すでに発表されている武漢ウイルスの発症数を概算すればわかる。
日本でPCR検査を受けた人は500万人強で、人口1億2000万人の4%程度である。
そのうち陽性になった人は25万人強で約5%、そのうち「入院治療を要する者」は約4万人で16%である。
つまりワクチンを接種していなくても、日本国民であるあなたが武漢ウイルスに感染して発症する確率率は0.03%程度と、そもそも非常に低いのだ。
これを全世界に広げてみても同じことだ。
PCR検査陽性判定者=「感染者」は現在約8600万人だが、世界人口61億3千万人の1.4%に過ぎない。しかも「感染」した8600万人のうち、95%は発症しないか、発症しても自然の免疫機能によって回復した。あれれ、「感染」しても、ワクチン打たなくても同じじゃね?
一方、ワクチンを接種すれば、副作用が一定の確率で確実に起こる。
米Pfizer社の場合、グレード3=丸一日動けなくなるほどの疲労が3.8%、頭痛が2.0%の確率で起こる。もし、1億人が接種すれば380万人が疲労で動けなくなり、200万人が頭痛で動けなくなる。そしてアレルギーを持つ方の場合は、アナフィラキシー(即時性アレルギー反応)を起こして、緊急治療が受けられなければ生命の危機に陥る可能性がある。
「一般社団法人日本薬学生連盟」のサイトによれば、花粉症や食物アレルギーを含め、「日本人の2人に1人は何らかのアレルギー疾患を保有している」という。ぼくの知り合いの高齢者は、若い頃、箱根駅伝の選手だったが、歯医者の麻酔でアナフィラキシーで全身まひ状態に陥り、それ以降、一切薬を飲まないという。

英国の医療従事者は、専門家だけに緊急注射薬を持参していたからいいが、もし自覚していないアレルギー疾患保有者がPfizer社のワクチンを接種したらどうなるか。
こうしたネガティブ情報を一切報じないNHKはじめ日本のマスメディア、さらにワクチン接種を推奨する医療関係者は、いよいよ日本人を絶滅させる気だと思われても仕方ないとぼくは思うよ。
人間を慕い、飼い主のために働く犬なら、かわいいし、家族のように愛することができる。
だが、よく考えてみると脅威度は従来の狼以下の「新種の狼」に特化して人工的に作られ、「新製品のため、バグにより、稀に飼い主に噛みつくことがあります」というロボット犬を、高い金出して買う気にはならんよな、ふつう。