4月17日 アカデミー室会議にて誘致運動のプレゼン | CHANGE!

4月17日 アカデミー室会議にて誘致運動のプレゼン

 北九州JCでは、入会間もないメンバーがLOMの歴史を学び、事業を通じて友情を深め、JC運動をいち早く体得する場としてアカデミー室を設けています。本年度は4月段階で65名が集っています。


 4月17日(金)19:40からアカデミー室会議の大切な30分間を頂いて、誘致委員会の岡本委員長が全国会員大会について(1)全国会員大会とは (2)全国大会誘致の目的と意義 (3)過去の誘致運動の歴史の3点についてプレゼンテーションを行いました。アカデミー室の皆さん、ありがとうございました。岡本委員長・中野副委員長、お疲れ様でした。


 また同時刻には同じく私のラインであります、環境首都市民実践室の2つの委員会も開催中。古森室長、いつもありがとうございます。茂木一委員長率いる環境首都市民発信委員会ではJC-IDカード加入促進や6月14日に行われる第37回福岡ブロック会員大会inひびきへの参加について、安東崇夫委員長率いる環境首都市民推進委員会ではわっしょい百万夏まつりを舞台にした環境に対する市民意識変革の事業について、それぞれ真剣な打ち合わせや楽しい議論が続いていました。


★左奥が茂木委員長(環境首都市民発信委員会)
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★正面が安東委員長(環境首都市民推進委員会)
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 閑話休題。プレゼンは岡本委員長の自己紹介から。2006年8月入会後、07年はLOMでは事務局次長、日本JC総務委員会に出向、08年はLOMでは北九州ビジョン創造委員会、日本JC全国大会運営会議に小幹事として出向、そして09年はLOMで全国大会誘致委員会の委員長を務めています。1973年5月21日生まれ。丑年。おうし座だそうです。


★パワーポイントでプレゼン中の岡本委員長
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 アカデミーメンバーが対象であるため、まずは日本JCの全国規模以上の大会として、京都会議、ASPAC、サマコンファレンス、全国会員大会の4つがあることやそれぞれの意義や規模などを解説。なかでも全国会員大会は日本JCが主催する最大規模の大会であり、1953年の第1回名古屋大会以降、昨年の浜松大会まで途切れることなく全国各地で開催され、今年の那覇、来年の小田原へと続いていくことを説明。

 

 次に北九州JCが誘致運動を行っている背景として、製鉄所の操業による地域の発展と公害問題の発生、地元の婦人会が立ち上がったことで公害対策が始まり、北九州JCでも紫川浄化運動など先輩たちが行った運動の歴史があること、市民・企業・行政がスクラムを組んでスモッグ警報発令から4年にして国の環境基準をクリアするなど公害を克服したこと、海外への技術支援の継続などを続けて、2006年、2007年に環境NGOネットワーク主催の日本の環境首都コンテストで総合1位を獲得したこと、2008年に国から環境モデル都市へ認定されたことなどを経験した地域であることなど、わが街の歴史をひも解きました。

 

 その後、北九州市が世界の環境首都を目指していること、目に見える公害を克服したこともあり、どちらかと言うと行政の動きが目立ち、市民レベルの広がりが見えにくいことが現在の北九州のまちの問題であること、だからこそ地域ビジョンを市民に広く伝え、共有し、同時に持続可能な社会という大きな方向性をわが国全体に一気に広める大きなチャンスとして全国会員大会の開催を目指していることなどを若いメンバーたちにしっかりと伝えることができたと思います。


 最後に北九州JCの誘致運動の歴史について、2006年の総会決議以降、07年中柴理事長・08年飯野理事長のもと、それぞれ運動が開始・継続されたこと、九州地区77LOMとともに運動していること、単年度制のなかポケットチーフが唯一形として残っている誘致運動の証であること、本年度は松尾理事長のもと「心をひとつ」を合言葉に一丸となって3年目の誘致運動を行っていることなどが熱く語られました。

 

 気がつけば会場後方にはアカデミーではないメンバーも聞いていて、「やっぱ、北九州JCって熱い奴が多いなぁ」とあらためて感じました。会議終了後の懇親会にも合流。はじめは年代別の席の設えでしたが、時間とともにいくつもの車座の輪ができて、昭和44年生まれの私たちから、次代の北九州JCを支える48年生まれの岡本委員長たち、さらに昭和53年のバリバリの若いメンバーまでが組んず解れず、一体となって熱く語り合いました。本当に良い1日でした。


★ふく一別館 竹なかにて懇親会
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 4月27日には誘致理念を理事メンバーに落とし込む第1回理事セミナーが、5月11日には貴重な例会の時間を頂いての全国大会誘致例会など、LOM内の足元を固めて気運を高める事業が続きます。300名の心をひとつできるよう、さらに周到な準備を重ねていかなければなりません。担当委員会には登り坂が続きますが、こんなにやりがいの大きい事業はありません。岡本委員長、期待しています。頑張りましょう。

以上