年齢
昨日53歳になった。
誕生日に特に思い入れはない。
誕生日パーティーがしたいとか、お祝いしてもらいたいとか、そんな感情もない。
むしろ、死へのカウントダウンくらいに思っていた。
そんなわけで昔はそんなのは殆ど無かった。
しかし、最近はどうだ?
周りの人が祝福してくれる。
素敵なメッセージを頂ける。
素敵なプレゼントを用意してくれる。
美味しいケーキを用意してくれる。
本当にありがたく、感激、感動をさせてくれる。
僕が1つ歳をとったというどうでもいいようなことなのに。
53歳というのは世間ではおじさん、じじい、初老になる。
自覚もあるし、歳をとることに何の抵抗もない。
53年前に生まれたというだけ。
若い人がいいねとか、ジジイじゃん!とか、ババアじゃん!とか言う人がいるけれど、みんな平等に1年に1つ歳をとる。
若づくりしようが、アンチエイジングしようが、整形しようが、年齢をサバ読もうが、必ず1年に1つ歳をとる。
ベンジャミンバトンは存在しない。
今は20歳でも30年経てばおじさん、おばさんになる。
今50歳の人も昔から50歳だったわけじゃない。
ただ生まれた年が違うだけ。
歳を重ねると、徐々に老いていく。
体力の衰え、肌の張りも無くなっていく。
記憶力など脳の機能も低下し、身体はどんどんガタがくる。
その反面、知識や経験を得る。
出会いと別れを繰り返し、絆や愛が生まれる。
失敗や成功を繰り返し、歴史が生まれる。
生まれてから53年、今僕が立っている場所からの景色は最高だ。
これからも歳をとり続けるだろう。
もはや、死への恐怖もない。
後何年歳を重ねられるかは分からないが、
笑って死ねたらそれでいい。