継続は困難

うちには8歳と2歳の息子がいる。

上の子の誕生日には3歳から5年間、決まったイタリアンレストランで誕生会を開いていた。

今年もそうだった。

まず前菜を頼んだのだが、これが野菜のピクルス的なもので、当然子供が好きな代物ではない。

メニューが変わったのは分かったが、去年まではまだ子供が好きそうな食べ物が出てきていたに、今年は違った。

そしてピザを頼んだのだが、なにか子供が美味しく食べれそうなものと注文したのに、

辛口チョリソーのソーセージのピザ。

一口食べた2歳の息子は辛い辛いと水を飲んでいた。

おすすめのパスタも濃い味で、とても子供が好きとは思えない渋いパスタ。

デザートのケーキさえも一口食べてすっぱい！とそれ以降、口を付けなかった。

唯一食べたのはデザートに付いていたバニラアイスのみであった。

正直、全体的に味は落ちていたように思える。

食事で汚れたテーブルの上を拭いてくれることもなかった。

お客さんも去年までに比べて入ってなかった。

シェフが変わったのか、趣向が変わったのかよく分からないが、

来年からは違うお店に行こうということになった。

変わらずに美味しいものを提供する、

進化していくというのは非常に難しいのかもしれない。

僕ら芸人も常に面白いものを提供していくのは大変だと思う。

ツマらなくなったと思われたら終わりだ。

継続は力なりというがまさにその通りだ。

継続は困難なのだ。

夫婦の関係も同じだろう。

今回のことで、仕事にしても、プライベートにしても、考えさせられるものがあった。

そういう意味ではありがとうと言いたい。

2度と行くことはないとは思うけどね。