オリンピック
リオオリンピックが終わりを告げた。
やはり地球の真裏のオリンピックは、僕らを夜には寝かせてくれない。
日本のメダルラッシュも盛り上がった。
水泳、柔道、体操、シンクロ、卓球、バドミントン、レスリング、陸上、カヌーなどなど、沢山の競技で僕らを楽しませてくれた。
色々記憶に残る試合はあったが、今回のオリンピックで1番記憶に残るシーンがまさか最終日に、しかも日本人のいない3位決定戦のレスリングの試合だとは。
モンゴルの選手とウズベキスタンの選手の戦いは両者素晴らしく、一進一退の大接戦。
とてもいい試合だった。残り10秒までは・・
7対6で残り数秒、勝ちを確信したモンゴルの選手がガッツポーズをしながら相手から逃げ回った。
試合終了のブザーとともにモンゴル陣営は銅メダルを喜んだ。
しかし、モンゴルの選手が逃げ回ったということでウズベキスタンに1点が入り、
ウズベキスタンの選手が逆転勝ちに!
(同点の場合、途中のポイントの関係でウズベキスタンの勝利となる)
その後はモンゴルのコーチがパンツ一丁となり我を忘れて猛抗議。
まあそこはどうでもいいのだが。
問題は、モンゴルの選手が試合が終わっていないにもかかわらず、相手を馬鹿にするようにガッツポーズをして逃げ回ったこと。
レスリングをよく知らない僕も嫌悪感を抱いた。
彼には油断が1番の大敵になってしまった。
もしこの試合が2点差ならモンゴルが勝っていた。
しかし、僕は1点差で、しかもモンゴルが負けてよかったと思っている。
この試合には沢山の教訓があったと思う。
メダルが欲しいのも、勝ちたい気持ちも分かる。
結果が全てというのも分からなくはない。
でも、僕は過程や内容を大事にしたい。
女子の陸上で転んだ2人がお互い励まし合って、ビリと、ビリ2でゴールした姿は美しかった。
そもそも、メダルの価値が人それぞれ違う。
吉田沙保里の銀と男子400メートルリレーの銀ではその重みが違う。
もちろん日本を応援するし、金メダルを取って欲しい気持ちはある。
でも、感動を与えてくれるのが必ずしもメダリストとは限らない。
お笑いなんて点数出ないし、なかなか採点が難しいものではあるが、
ウケたネタ=いいネタとは限らない。
同じネタが毎回同じウケを取れるとも限らない。
客層や空気によって大きく変わる。
キングオブコントの準決勝と決勝でウケが違うのもそういうことだろう。
あたしゃ決勝なんて行ったことありやせんが。
麻雀でも、勝っているやつが強いとも、強いやつが勝てるとも限らない。
それでも打っていればその人が強いかどうかは分かる。
やはり強い人は中身のある麻雀を打っている。
話が逸れたが、
やはり、過程や内容が伴っての勝ちやメダルに価値があるのだ!
そんなことを思わせてくれた今回のリオオリンピックでした。
選手の皆様お疲れちゃん!ありがとちゃん!
東京オリンピックは果たしてどんなオリンピックになることでしょう?