携帯電話とコミュニケーションと平成生まれ | インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba

携帯電話とコミュニケーションと平成生まれ

時間というのは一方通行です。

タイムマシンを使えば逆走は出来ますが、ドラマや映画、漫画や小説等の作り話以外では見たことも聞いたこともありません。

そして時間の経過は時代を作ります。

石器で生活していた時代も、マゲを結っていた時代も僕は体験していませんが、この40年間でも確実に時代は変わっています。

紙幣や硬貨も変化しました。

バブルがはじけました。

そしてやはり大きく変わったといえば携帯電話でしょう。

僕らが生まれた時代にはありませんでした。

留守番電話すらありませんでした。

それがたった数十年で今や子供ですら持っている時代に。

『まだそんな古い携帯電話使ってんの?』

というセリフは20年前には存在しなかったセリフでしょう。

こんな時代ですから当然コミュニケーションも変化してきます。

携帯電話が当たり前になって確実に増えたのは遅刻だと思います。

昔は家を出たら最後、直接会うまでコンタクトの取りようがありません。

喫茶店で『○○様いらっしゃいますか?』

なんてやり取りは今や皆無だ。

手紙も確実に減っているだろう。

メールでやり取りしちゃうから。

メールというのは手紙という意味なのだが。

だから、平成生まれの若者達が僕らの世代と同じ訳がない。

もちろん、同じところも沢山あるだろうが、平成生まれの若者に価値観を押し付けるのも何か違う。

『最近の若い奴は・・・』

お約束のセリフだが、僕からしてみたら

『最近の若い奴は・・・と愚痴ってる最近の中年は、時代の流れに着いていけてない頭でっかちが多い』となる。

ただ!

最低限のことは・・・

今の十代、二十代の世代は文字を書けない人が多いように思える。

メールのやり取りのせいでなかなか文字を書くことがない。

勝手に変換してくれる。

読めるけど書けない。

そんな人が多い。

お店なんかに行き、領収書を頼むとき『(株)で○○』と頼むと、

領収書に『前株○○』と漢字で書かれている。

衣装代の装を書けない人が多い。

衣も書けない人もいる。

こないだ、とある洋服屋で服を買った。

店員さんは20代前半くらいの男性。

『領収書を下さい』

『分かりました』

『衣装代でお願いします』

『分かりました』

書いてる様子を見ていると、衣を書いた後に手が止まり暫く考える様子を見せ、案の定『衣しょう代』と書いている。

まあしょうがない・・・ん?んんん?

びっくりした。

衣しょう代様になっている。

領収書書いたことないのか?

面白かったのでそのまま貰ったが、頑張れ若人よ!と思った。

僕らインスタントジョンソンはたまに高校等の芸術観賞会や、予餞会なんかに呼ばれる。

観客は当然高校生なのだが、本当にいい子ばかりだ。

僕が高校生の頃はこんな素直じゃなかった。

僕に問題があるだけかも知れないが、そんな平成生まれを見てると、

未来は明るい!と思う。