冷たい熱帯魚 | インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba

冷たい熱帯魚

探偵はBARにいる、冷たい熱帯魚、アウトレイジを観た。


この三本の映画に共通するのはバイオレンス。


駄目な映画を盛り上げる為に簡単に命が捨てられていく


さて、何のフレーズでしょう?


まあ駄目な映画とは思わないし、どの映画もそれぞれの特徴があり、楽しめました。


しかし、やはり三本も立て続けにバイオレンス的な映画を観ると、嫌がおうでも、命や暴力について考えてさせられる。


僕が人生で目の当たりにした死よりも遥かに多くの死を一日で観たのだ。


自分の知らない世界では、怖いくらい命が粗末に扱われているのだ。


人の体は素晴らしい。


いくら科学が発達したからといって、ロボットは人間には到底及ばない。


人と人からしか生まれない「人」


工場なんかでは作れない機能を持つ「人」


それが工場で作る拳銃で簡単に壊されてしまう


千円もしないナイフで簡単に機能を停止してしまう


まるで砂の城だ。


そして暴力とは?


相手を痛めつけ弱らせる行為。


これも結果的に命を絶やす可能性がある。


男にとって喧嘩が強いというのはステータスでかっこいいとされている。


多分これは動物的な本能だろうと思う。


いつの時代も喧嘩が強い奴は一目置かれ、映画やドラマ、マンガの主人公は喧嘩が強い。


これは殺戮が目的ではなく、自分の強さを誇示する為の行為である場合が多いが、


時には勝つために相手を殺してしまうこともある。


恐ろしい。


僕は平和主義者なので、喧嘩どころか、夫婦喧嘩や口喧嘩もしない。


暴力でねじ伏せることがかっこいいだろうか?


暴力を望むなら格闘技をやればいい。


双方が望むなら勝手に喧嘩すればいいが、


ドメスティックバイオレンス、幼児虐待など、


腕力が弱い者を一方的に攻撃するような暴力はけしからん。


そんなことする奴が一番弱い奴だと思う。


とにもかくにも、いずれは必ず終わる命。


大切にしたいと思う。