春のパン祭り | インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba

春のパン祭り

いつからだろう?

ヤマザキさんがパン祭りを始めたのは?

特に意識したこともないし、

お洒落小鉢やら、フランス小皿も貰ったことはない。

だけどいつの間にか頭の一番隅の屋根裏のような所で根付いてしまっている。

逆に、毎年春が来るのを楽しみにしている人もいるのだろうか?

春が終わり、パン祭りが終わり、腑抜けになってしまう人はいるのだろうか?

「祭りの後」という言葉がある。

賑やかな後の静けさや、虚無感的な意味だ。

春のパン祭りにも当てはまるのだろうか?

桑田佳祐さんも「祭りのあと」という曲を歌っている。

あれは、「春のパン祭り」の後の歌なんだろうか?

大体、パンなんて春夏秋冬、昼夜関係なく食べる。

だから、春だー!パンだー!パン祭りだー!

とはならない。

更に、祭りといえば、裸のふんどし姿の男や、法被を着た人達が外でわっしょいわっしょいと掛け声を上げ、

神輿を担ぎながら移動していくイメージがある。

となると、春のパン祭りは、

大きな食パンを乗せた神輿を、白いコック帽を被った男女が担ぎ回っている感じか。

しかし、パンは元々西洋のものではないか?

となると、牛追い祭りのような和風ではない祭りじゃないか?


調べてみると、実際に西洋にパン祭りという祭りが存在した。

フランスで行われている祭りで、

年に一度、女性がフランスパンを持ち、

男性がクロワッサンを持ち、

それらを武器にして戦う。

女性はその祭りに向けて、男性に負けないようになるべく大きくて硬いフランスパンを作る。

男性は女性を傷付けない為になるべく柔らかいクロワッサンを作るというのが決まりだ。

この祭りが行われているのは、毎年4月で、

この祭りをフランス語で、

ポンヌディセールスプラフォンと言う。

日本語にすると、春のパン祭りだそうだ。

ヤマザキさんがフランス小皿をプレゼントするのは、どうやらここがルーツのようだな。

いつか参加してみよう。