誘惑
誘惑
甘い誘い
悪魔の囁き
誘惑は至る所に存在する
色恋、食、金銭、地位、酒、麻薬、デザート・・。
今まで何度この誘惑に誘われたことか。
もし受験生が部屋で勉強していたとして・・
携帯が鳴り、友人からの誘い!
「今からみんなで花火やるけど来ない?」
あー!さぞかし楽しいだろう!
しかし、自分は受験生だ!勇気を持って断ろう!勉強、勉強!
勉強の途中トイレに行きたくなり、2階から階段を下り一階にあるトイレに行くとき、ふと居間のテレビを見たら、この後は「古畑任三郎VS金田一少年」という特番の2時間ドラマの番宣が!
めっちゃ見たい!
しかし、受験は明日に迫っている!
2時間も無駄には出来ない!
麦茶でも飲もうと冷蔵庫を開けると、ママが買って来た「新製品の弾ける美味しさ!トランプリン!」という美味しそうなプリンが!
めっちゃ食べたい!
しかし食べたら眠くなる!
しかも、これはママが楽しみにしてたプリンだ!
ばれたら殺される!
なんとか我慢して部屋に戻ると、ベッドの上には水着姿の金髪美女が!
「カモン、カモン」と手招きをしている。
よーく見たら、キャメロン・ディアスだ!
どうやって家に入ったか?何でうちにいるのかは謎だが、こんなチャンスは二度とない!
しかし!今は女子に現をぬかしてる場合じゃない!
キャメロン・ディアスのために自分の人生を棒に振ることは出来ない!
「ゲッラウトヒアー!」と言うとキャメロンは寂しそうに出ていった。
しばらく机に向かっていると、ママが一階から
「頼んであったあんたのベッドが届いたわよー!」
ママが僕の誕生日プレゼントに買ってくれたベッドが届いたのだ!
さっきまでキャメロン・ディアスが乗っていたベッドを処分して、新しいベッドを設置した。
見るからにフカフカのベッドだ!
一羽の鳥から一本しか取れないという幻の羽毛を使った2500000円もするベッドだ!
その名も「白い雲のようだ」というネーミングのベッドだ。
めっちゃ横になりたい!
今すぐそのベッドの上で眠りたい!
でもダメだ!
寝たら終わりだ!
勉強、勉強!
またまた机に向かっていると、
「あんたにお客さんよー!」とママの声が!
仕方なく玄関へ行くと見たことのない男の人が。
70歳前後くらいに見えるそのおじさんは白髪でタキシード姿で、おひょいさんに似ている。手にはアタッシュケースを持っている。
「あなた様にお願いがございます」
「???」
「実はうちのお嬢様の遊び相手を探しておりまして、ぜひともあなたにうちのお嬢様とあっち向いてホイをやっていただきたい。」
「あっち向いてホイ?」
「もしやっていただけるなら1億円差し上げましょう」彼はアタッシュケースを開き中身を僕に見せた」
「1億円?」
「足りませぬか?」
「いや・・・でも・・」
「朝までには終わると思います」
そんなにやるの?
一億円めっちゃ欲しい!
正直大学合格するよりも一億の方が価値があるはずだ!
しかも、後ろに立っているお嬢様はめっちゃ可愛い!
しかし!こんなことで一億円を手にしても、金銭感覚はおかしくなり、もっと不幸になるパターンのやつだ。
僕は地道を選び、断った。
部屋に戻っても誘惑はある。
漫画、ゲーム・・・
しかもこういうときに限ってやりたくなってしまう。
こんなときはご褒美にする。
参考書を1ページ覚えたら、漫画を1ページ読める。
しかし、漫画というものは1ページで終えられるような代物ではない!
気が付けば、「白い雲のようだ」に横になりワンピース53巻まで!
最高級の眠りに着き、気が付けば受験遅刻スレスレ!
結果は・・・
ただ誘惑に負けることが人生の敗北ではなかろう。
勝ったり負けたりするから面白いのだ!
つまり、誘惑とは人間の永遠のライバルなのだ!
さあ、今宵は誘惑はどんな攻撃を仕掛けてくるのやら。
(ストーリーテラーじゃい)
♪ティリリリリ ティリリリリ ティリリリリッティ ティリリリリ♪
甘い誘い
悪魔の囁き
誘惑は至る所に存在する
色恋、食、金銭、地位、酒、麻薬、デザート・・。
今まで何度この誘惑に誘われたことか。
もし受験生が部屋で勉強していたとして・・
携帯が鳴り、友人からの誘い!
「今からみんなで花火やるけど来ない?」
あー!さぞかし楽しいだろう!
しかし、自分は受験生だ!勇気を持って断ろう!勉強、勉強!
勉強の途中トイレに行きたくなり、2階から階段を下り一階にあるトイレに行くとき、ふと居間のテレビを見たら、この後は「古畑任三郎VS金田一少年」という特番の2時間ドラマの番宣が!
めっちゃ見たい!
しかし、受験は明日に迫っている!
2時間も無駄には出来ない!
麦茶でも飲もうと冷蔵庫を開けると、ママが買って来た「新製品の弾ける美味しさ!トランプリン!」という美味しそうなプリンが!
めっちゃ食べたい!
しかし食べたら眠くなる!
しかも、これはママが楽しみにしてたプリンだ!
ばれたら殺される!
なんとか我慢して部屋に戻ると、ベッドの上には水着姿の金髪美女が!
「カモン、カモン」と手招きをしている。
よーく見たら、キャメロン・ディアスだ!
どうやって家に入ったか?何でうちにいるのかは謎だが、こんなチャンスは二度とない!
しかし!今は女子に現をぬかしてる場合じゃない!
キャメロン・ディアスのために自分の人生を棒に振ることは出来ない!
「ゲッラウトヒアー!」と言うとキャメロンは寂しそうに出ていった。
しばらく机に向かっていると、ママが一階から
「頼んであったあんたのベッドが届いたわよー!」
ママが僕の誕生日プレゼントに買ってくれたベッドが届いたのだ!
さっきまでキャメロン・ディアスが乗っていたベッドを処分して、新しいベッドを設置した。
見るからにフカフカのベッドだ!
一羽の鳥から一本しか取れないという幻の羽毛を使った2500000円もするベッドだ!
その名も「白い雲のようだ」というネーミングのベッドだ。
めっちゃ横になりたい!
今すぐそのベッドの上で眠りたい!
でもダメだ!
寝たら終わりだ!
勉強、勉強!
またまた机に向かっていると、
「あんたにお客さんよー!」とママの声が!
仕方なく玄関へ行くと見たことのない男の人が。
70歳前後くらいに見えるそのおじさんは白髪でタキシード姿で、おひょいさんに似ている。手にはアタッシュケースを持っている。
「あなた様にお願いがございます」
「???」
「実はうちのお嬢様の遊び相手を探しておりまして、ぜひともあなたにうちのお嬢様とあっち向いてホイをやっていただきたい。」
「あっち向いてホイ?」
「もしやっていただけるなら1億円差し上げましょう」彼はアタッシュケースを開き中身を僕に見せた」
「1億円?」
「足りませぬか?」
「いや・・・でも・・」
「朝までには終わると思います」
そんなにやるの?
一億円めっちゃ欲しい!
正直大学合格するよりも一億の方が価値があるはずだ!
しかも、後ろに立っているお嬢様はめっちゃ可愛い!
しかし!こんなことで一億円を手にしても、金銭感覚はおかしくなり、もっと不幸になるパターンのやつだ。
僕は地道を選び、断った。
部屋に戻っても誘惑はある。
漫画、ゲーム・・・
しかもこういうときに限ってやりたくなってしまう。
こんなときはご褒美にする。
参考書を1ページ覚えたら、漫画を1ページ読める。
しかし、漫画というものは1ページで終えられるような代物ではない!
気が付けば、「白い雲のようだ」に横になりワンピース53巻まで!
最高級の眠りに着き、気が付けば受験遅刻スレスレ!
結果は・・・
ただ誘惑に負けることが人生の敗北ではなかろう。
勝ったり負けたりするから面白いのだ!
つまり、誘惑とは人間の永遠のライバルなのだ!
さあ、今宵は誘惑はどんな攻撃を仕掛けてくるのやら。
(ストーリーテラーじゃい)
♪ティリリリリ ティリリリリ ティリリリリッティ ティリリリリ♪