ホラ
昨日は朝8時半にうちで飼っているシュノーケル(アザラシ)の鳴き声で目が覚めた。
いつもは9時に鳴くのに、30分早く鳴いたということは、奴がこの町に帰ってきたということだ!
奴は「月刊タイツ」の編集長だ!
今月の特集は「男が選ぶ網タイツベスト100」だ。
しかし、月刊タイツの編集長は表の顔で、彼には裏の顔がある。
裏の顔は喫茶店「キウイ」のウェイターのバイトだ。
昨日は目覚めると、「今日はとことん呑みたい!」という気分だった。
僕がとことん呑みたいのは大抵ワインだ!
そして、ワインは軽井沢のワインと決めている。
先週の日曜日のフリーマーケットが売れすぎたので、うちにはフリマのときに着ていた服しかない。
その服を着て、軽井沢に出掛けた。
うちから軽井沢までは、ずっと下り坂なので、スケボーで行ける。
スケボーで約4時間かかるので、スケボーの上に座り、漫画を読みながら軽井沢まで下り坂を下った。
こないだ本屋に行き、その店にある4コママンガを全て買った。
そのうちの4冊をスケボー上で読んだ。
死ぬほど酔った。
軽井沢に着くころは、気持ち悪くて吐きまくった。
前の日に朝まで飲んだヤクルトが全部出た。
あまりに気持ち悪いので、どっかで休もうと思い、不動産屋に行った。
いい感じの別荘が売りに出されていたので、
「これください!」と言うと、
「6千万円になります」と言われた。
財布の中身を確認すると、3万2千円しか入ってない。
なんとかまけてもらえないか?と言ってみたが、無理だと言われた。
不動産屋の隣に銀行があったので、念の為残高を見てみると、一億二千十二万九千二百六十二円入っていた。
数字にすると、120129262円だ!
何故、こんな大金が?と不思議に思ったが、すぐに思い出した。
1年前に僕がブリトニースピアーズに書いた曲、「今宵、お釣りが足りなくて」が大ヒットして、その印税が入ってきたのだ!
本来は、スマップの稲垣吾郎のために書いた曲だったが、この曲を聞いたブリトニーが、どうしても歌いたいと言うので、ブリトニーにあげた。
あまりに売れてしまったので、吾郎君から毎日イタズラ電話が掛かってくる。
「稲垣ですけど」と冒頭に一言加えた無言電話だ。
そういえばさっきもスケボーに乗ってるときに掛かってきた。
出なかった。
6千万円をATMでおろしたら、一度に二十万ずつしかおろせないので、300回かかった。
手数料が一回105円なので、31500円取られた。
6千万円持って不動産屋に行くと、不動産屋は閉まっていた。
しょうがないので、別荘は諦めて、6千万円を入金した。
300回入金したら、残高が63000円減っていた。
もう夜の9時になっていた。
ワイン屋さんに行くと、閉まっていた。
シャッターをドンドン叩き、「娘が!娘が病気で!」と叫ぶと、店の主人がシャッターを開けてくれた。
娘が病気なんて、本当は嘘だが、主人は信じていた。
800円の赤ワインを一本買って、家に帰ることに。
軽井沢からうちまでは、ずっと上り坂だ。
とてもスケボーでは帰れない!
「わぁー、どうしよう?」と嘆いていたのだが、僕はツイていた!
9月11日は、年に一度、僕んちと軽井沢の間の上り坂と下り坂が入れ替わる日だ!
僕は12時になるのを駅前の漫画喫茶で待った。
その店にある4コママンガを全て読んだ。
時間がないので、4コママンガの1コマ目だけを流し読みした。
12時になると、僕は帰路についた。
4時間かけて家に帰ると、ビニール袋に入れていたワインの瓶が割れていた。
充実した意味のない1日だった。
いつもは9時に鳴くのに、30分早く鳴いたということは、奴がこの町に帰ってきたということだ!
奴は「月刊タイツ」の編集長だ!
今月の特集は「男が選ぶ網タイツベスト100」だ。
しかし、月刊タイツの編集長は表の顔で、彼には裏の顔がある。
裏の顔は喫茶店「キウイ」のウェイターのバイトだ。
昨日は目覚めると、「今日はとことん呑みたい!」という気分だった。
僕がとことん呑みたいのは大抵ワインだ!
そして、ワインは軽井沢のワインと決めている。
先週の日曜日のフリーマーケットが売れすぎたので、うちにはフリマのときに着ていた服しかない。
その服を着て、軽井沢に出掛けた。
うちから軽井沢までは、ずっと下り坂なので、スケボーで行ける。
スケボーで約4時間かかるので、スケボーの上に座り、漫画を読みながら軽井沢まで下り坂を下った。
こないだ本屋に行き、その店にある4コママンガを全て買った。
そのうちの4冊をスケボー上で読んだ。
死ぬほど酔った。
軽井沢に着くころは、気持ち悪くて吐きまくった。
前の日に朝まで飲んだヤクルトが全部出た。
あまりに気持ち悪いので、どっかで休もうと思い、不動産屋に行った。
いい感じの別荘が売りに出されていたので、
「これください!」と言うと、
「6千万円になります」と言われた。
財布の中身を確認すると、3万2千円しか入ってない。
なんとかまけてもらえないか?と言ってみたが、無理だと言われた。
不動産屋の隣に銀行があったので、念の為残高を見てみると、一億二千十二万九千二百六十二円入っていた。
数字にすると、120129262円だ!
何故、こんな大金が?と不思議に思ったが、すぐに思い出した。
1年前に僕がブリトニースピアーズに書いた曲、「今宵、お釣りが足りなくて」が大ヒットして、その印税が入ってきたのだ!
本来は、スマップの稲垣吾郎のために書いた曲だったが、この曲を聞いたブリトニーが、どうしても歌いたいと言うので、ブリトニーにあげた。
あまりに売れてしまったので、吾郎君から毎日イタズラ電話が掛かってくる。
「稲垣ですけど」と冒頭に一言加えた無言電話だ。
そういえばさっきもスケボーに乗ってるときに掛かってきた。
出なかった。
6千万円をATMでおろしたら、一度に二十万ずつしかおろせないので、300回かかった。
手数料が一回105円なので、31500円取られた。
6千万円持って不動産屋に行くと、不動産屋は閉まっていた。
しょうがないので、別荘は諦めて、6千万円を入金した。
300回入金したら、残高が63000円減っていた。
もう夜の9時になっていた。
ワイン屋さんに行くと、閉まっていた。
シャッターをドンドン叩き、「娘が!娘が病気で!」と叫ぶと、店の主人がシャッターを開けてくれた。
娘が病気なんて、本当は嘘だが、主人は信じていた。
800円の赤ワインを一本買って、家に帰ることに。
軽井沢からうちまでは、ずっと上り坂だ。
とてもスケボーでは帰れない!
「わぁー、どうしよう?」と嘆いていたのだが、僕はツイていた!
9月11日は、年に一度、僕んちと軽井沢の間の上り坂と下り坂が入れ替わる日だ!
僕は12時になるのを駅前の漫画喫茶で待った。
その店にある4コママンガを全て読んだ。
時間がないので、4コママンガの1コマ目だけを流し読みした。
12時になると、僕は帰路についた。
4時間かけて家に帰ると、ビニール袋に入れていたワインの瓶が割れていた。
充実した意味のない1日だった。