ノーマル | インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba

ノーマル

普通、典型的…これはいいことなのか?
よくないことなのか?


うちら芸人は、「普通だね」という言葉で喜ぶ人はまずいないだろう。


下手したら「つまんない」よりキツいかもしれない。
うちの最寄り駅では、女性のアナウンスで「1番線に…普通ー!籠原行きがまいります」

と俺に対して言っているように「普通」を強調するのがイラッとする。


料理もそうだろう。

「あの店美味しいの?」
「普通」

料理人が聞いたらガッカリするだろう。

グルメ番組で彦摩呂さんが
「まるで、普通の料理やわー!」
と言っていたら面白いですけど…。


僕は思う。
ノーマルなんてないんだ!
いや、ないことはないが、ノーマルの範囲が広すぎる!

例えば、新しい彼女が出来て、友達に電話でその彼女を説明するとき。

「どんな娘?」

「普通の娘」

「顔は?」

「普通」

「スタイルは?」

「まあ普通」

「性格は?」

「んー…普通かな」

「何してる人?」

「普通のOL」

「Hは?」

「いたってノーマル」

「彼女のこと好き?」

「うーん…普通」

「彼女のこと何て呼んでるの?」

「普通!」


普通なのは分かったが、友達には彼女のイメージが全く伝わってない。


もっと、普通という楽な答えじゃなく、ノーマルもディテールを伝えればノーマルではなくなるのではないだろうか?


「どんな娘?」

「今、この世で最もノーマルに近い女」

「顔は?」

「広末涼子と角野卓造を足して2で割った感じ」

「スタイルは?」

「20代の女性の平均スリーサイズからバストを1センチ減らしたのが彼女のスタイル」


「性格は?」

「凄いのよ!喜怒哀楽を出すタイミングが俺の予想を裏切らないのよ!」

「何してる人?」

「山田商事っていう小さい会社の事務やってて、会社に女の人が3人いるらしいんだけど、準ミス山田商事に選ばれたって!」

「Hは?」

「こんなの初めてだよ!」

「何々?」

「初めてしたときにマンネリって思った!」

「彼女のこと好き?」

「世界中の半分の人を敵に回しても彼女を愛す!」

「彼女のこと何て呼んでるの?」

「普通」


どうだろう?

最初の会話よりも、彼女がノーマルじゃない感じ、むしろアブノーマルな感じさえ出たのではないだろうか?


普段、普通という言葉を使いそうな時、意識して普通を使わないで会話をしてみよう!